クールな幼稚園教諭の神尾舞子。
騒音問題、待機児童問題、親の確執、いろいろ問題を抱える都会の幼稚園に赴任。
そこで魚が殺され、死んだ蛇が投げ込まれ、アヒルが殺され、猫が殺され・・・・最後は霊長類が殺される?!
その幼稚園に通う年長クラスの5歳女児が正門前でしたいとして発見される。
さてその犯人は?!
小動物殺傷事件の際に警察にさんざん申し入れはしてるのにやっぱり人が死なないと動かない体制。
教育者とは思えない上司、園長。
責任の擦り付け合い、なんでも人任せの社会。
いろんな問題提起をしたいのはわかるけど、園児を殺す必要性あったのかな・・・しかも動機が^^;
やっぱりな、ってかんじだったからがっかりだったのか、やっぱりこの問題を園児刺殺で印象付けようとするもっていき方があまり好きじゃなかったのか、ちょっとやなかんじ。
読むのは読みやすいし、サクッと読めるけど・・・。
相棒の池波先生がいいね。
殺人事件は解決してるけど、結局園の問題は解決してない読ませ方だったな^^;
どうやら、闘う君の唄をの続編らしいので、そちらも読んでみようとは思ってます。