正直よくわからない本でした。

きわこ・・・男にとってはなぜかひきつけられる女みたいですが、見た目は平凡で幸薄そうな印象の人っぽいですけど、女たちは魅力に嫉妬?!

新聞の切り抜きみたいなものが各章にでてくるので、きわこがかかわってるということはわかりますけど、だから??ってかんじで^^;

どうやら時系列に沿って読み進めたら内容がよりわかるそうです。

うーん、そこまでよみたくないや^^;

 

きわこは幼少期から性的虐待をうけてたようで養母に強要されてたのかな、男の喜ばせ方を知り、そのあとは必ずお金を要求するように飼育されてたようです。

ここで、”妙にエロイ女”ができあがってしまったんでしょうね。

愛情にうえ、幸せがほしくて男を利用する生きるすべを最大限使って生き抜いてきたようですが、そういう女が近くにいるのって、なんか恐怖ですね~関われば不幸になるんで、お近づきにはなりたくないけど。

美人じゃなくても男を手玉にとれる魅惑の女って…うらやましような気もするけど、結局のところ犯罪者なのか?!

性悪女なのか、ただただ巻き込むように周りが不幸になっていくだけなのか、よくわからなかった^^;

 

もう一度読み直す気はないんで、まぁそんな感じの本だったな~っておもうようにします。

 

 

 

 

内容紹介

 「いらないなら、私にちょうだい」 女はなにも持たず、すべてを欲しがり、家族を手に入れ、 そして息子に——殺された。 ありふれた三面記事。見知らぬ他人の他人事。しかし――時間をさかのぼり見えてくる"貴和子"という一人の女の人生。貴和子は、事件に関わっていたのか。貴和子は、彼らに何をしたのか。そして貴和子は――何者だったのか。 徹底して母と娘の関係を描き続けてきた著者が挑む新境地。 他人事。それは真実に辿り着くことのない、最大のミステリー。

 第一章:衝突事故男性の死因「窒息死」と判明 老人、大龍昇の前に現れた見知らぬ女性、多恵。特に美人でもなく、つかみ所がなく、だらしない。「金目当てだよ」と笑うその女は、ある日突然いなくなった、幼い少女、貴和子に似ていた。

 第二章:「超熟女専門」売春クラブ摘発 「あの女は笑っていたのだ。彼氏をとられ、結婚したものの子供に恵まれない、私の人生を。だから貴和子は私の人生から夫をやすやすと奪えたのだ。あの女より、私のほうが幸せでないといけない、それなのに――」。 バツイチ独身の女、芳美。貴和子に“勝つ"ために同窓会出席を企てる。

 第三章:他人のベランダで暮らす男逮捕 こんなはずじゃなかった――。妻もいた、仕事もあった、それなのに、今はハローワークに通う日々。貴和子と体を重ね、金を貸してしたように、また敦子に金を与えてしまう――ただ、ありがとうといってほしいだけ。妻にも言われなかったその一言を言ってもらうためだけに。

 第四章:パトカー追跡中電柱に衝突 女性重体 「教え子が母親を殺したんだって」。その噂を聞いた時から、香織は確信していた。――私もあの娘に殺される。山田貴和子という女のように。実の娘、唯香よりも、血の繋がらない娘、和花のほうが美しい。この苛立ちをどうしたらいいのか。 

第五章:母親に強い恨みか 殺人容疑で長男逮捕 母親は優しい。けれどうざい。母から離れてようやく手に入れた彼との生活。たとえ彼に彼女がいようと、たとえ彼が私をぶとうと、貴和子という赤の他人の女がいる家にいるより、私は居心地がいいのだ。 しかし美亜の彼は、車で幼児たちをはねてしまい―—。

 

 内容(「BOOK」データベースより) 

ありふれた三面記事。見ず知らずの他人の出来事に鏤められた貴和子という女の人生。彼女はどんな罪を犯し、彼らに何をしたのか。そして貴和子は―幸せだったのか。