佐方貞人シリーズの第3作目ということでかりましたが、短編集みたいです。
はじめの一つ「心を掬う」は読んだことありましたね。
現金書留を使わずに封書でお金を送ったらなくなるというやつで、こんな郵便局員いたらいやだな~とほんと憤り感じます。
せっかく書いた手紙を破って捨てられるなんて!
お金とかの問題じゃないよ。
「業をおろす」は佐方の父親がなぜそういうことになったのか・・・がわかるというやつでしたけど、私の中では正直微妙~^^;
13回忌で一応気持ちの整理がついたようでよかったのかな。
「死命を・・・」は”かける”と”決する”にわかれた中編というかんじでしたけど、JKを信じて戦ってくれた佐方がいいよね。
金や権力やなんやかんやでつぶそうとしてくるやつらがほんとやなかんじ~
ほんとにそういうのってあるのかな。
痴漢で捕まって、そんなことで家の名前を汚さないでといってた妻の由緒正しい家系w
しかもそんな家系だからこそ、みきるのもはやいというか、あの男追い出されるよね。
たかが痴漢と思わずにいてほしいね、犯罪なんだし!
痴漢しといて被害者のほうが悪いように持っていくやつはほんと許せないね。(実体験?
内容紹介
ベストセラー「佐方貞人」シリーズ検事編、新装版! 郵便物紛失事件の謎に迫る「心を掬う」、検事の矜持を描いた「死命を賭ける」ほか、検事・佐方貞人が活躍する、法廷ミステリー第3弾。
内容(「BOOK」データベースより)
電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。武本は容疑を否認し、金を払えば示談にすると少女から脅されたと主張。さらに武本は県内有数の資産家一族の婿だった。担当を任された検事・佐方貞人に対し、上司や国会議員から不起訴にするよう圧力がかかるが、佐方は覚悟を決めて起訴に踏み切る。権力に挑む佐方に勝算はあるのか(「死命を賭ける」)。正義感あふれる男の執念を描いた、傑作ミステリー。