学童保育のボランティアのはなしとおもいきや、そこに通ってくる子供たちの家庭環境が絡みつく内容で、なかなかヘビーでした。

思春期の家庭のお子さんの父親がまさかの買春でつかまったり、それが知ってる女の子だったりとなると、そうとう逮捕された父親の息子はつらいだろうに、乗り越えてる(乗り越えなくちゃならないとけんめい)たくましさが響く。

でも最終的に桜井さんがなぜただしくないのか・・・・がでてきるわけだが、これは桜井さんだけが正しくないのか?!

そもそもそれは必要なのか?!

 

根本、今の人々が他紗しくありたいと思ってないということが言いたいのかな?!

特別正しくない人でありたいわけでもないが、正しい人でありたいと思ってるわけじゃないという気持ちが見えた気がした。

 

まぁまぁ・・・って感じの本でした。

 

 

内容紹介 

学童保育でボランティアをする桜井さんは、やる気がなさそうに見えて、子供たちからなぜか人気。平穏な日々を破る突然の出来事に、彼は――。不倫、援交、育児放棄……その裏にある、切実な痛み。読者から圧倒的支持を得たR-18文学賞読者賞受賞作をはじめ、抗えない感情を抱え生きる人々をそっと掬い上げたデビュー作。 

 

内容(「BOOK」データベースより) 

学童保育のような場所でボランティアをする桜井さんは、やる気がなさそうに見えて、子供たちからはなぜか人気者。だが、平穏な日々は突然、一つの事件によって破られる。読者から圧倒的支持を得たR‐18文学賞受賞作をはじめ、どうしようもなさを抱えて生きる人々をそっと掬い上げたデビュー作。第13回「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞受賞作。