図書館で借りたんですが、やたら予約が多いなと思ったら、映画になってたのか。
どうやら映画、最上がキムタク(木村拓哉)さん、沖野がニノ(二宮和也)さんだったらしい・・・・それイメージして読めばよかった^^;
弓岡がイメージにはまりすぎてる~、と映画のサイト見ながら今になって興奮しております(あぁ読む前に見たらよかった)
さて、ストーリーとしては強盗殺人の担当になった検事最上。
捜査対象者が自分が学生時代に関係していたある娘の重要参考人、その事件は時効を迎え結局未解決となってしまうため、どうも肩入れ気味な印象を与える。
駆け出し検事の沖野が最上より任命されて担当するが、最上の捜査方針に疑問がわく。
犯人に仕立てようとしてないか???
最上の元を離れ、検事をやめて調べだす沖野。
そして最上の犯した罪、その謎をしってしまう・・・
正直読んでいて、あぁ冤罪って簡単に作れてしまうんだなとおもってしまいました。
恐い。
そして最上の罪を犯す心情が、わたしはやっぱり理解できないな~^^;
娘のことに愛を持ってたのかねぇ、動機が薄い気がするんだが・・・たとえ愛があったとしても、それでもそこまでする??
今の職捨ててまでやる必要、あった??
頭いいんでしょ?もっと他に方法あるでしょうに・・・・
そして沖野。
今の仕事辞めてまで、正義を貫くのか??
まぁ弁護士になるという道もあるそうなので、資格もちっていいな~と思ってしまったのですが、かなり危ない橋わかるよなと行動力にどきりとした。
てか、そんなことするなら取り調べ(?)のときそんな人権無視したような恫喝なんてしなきゃいいのに・・・。
そんなこんなで、まぁまぁ面白かったんですが、ちょっと無理があるかな~という展開でした。
映画だとどうなんだろ??気になります。
内容紹介
木村拓哉×二宮和也主演 2018年衝撃の映画化決定! 雫井脩介の最高傑作にして、今世紀ミステリー界 最大の問題作! 法の「限界」に絶望する敏腕刑事を木村拓哉が、法の「正義」を信じる若手検事を二宮和也が演じる。 老夫婦殺人事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人が。執念を燃やす検事・最上だが、後輩の沖野は強引な捜査方針に疑問を抱く。人が人を裁くとは?怒涛の展開、そして慟哭のラスト! 手堅い仕事ぶりで定評のある実力派検事・最上毅。彼には忘れられない事件があった。学生の頃、下宿していた寮の大家の娘が、卒業して下宿を出た4年目の春に殺害されたのだ。犯人逮捕に至らず、法改正で時効が撤廃される前に時効が成立してしまった。事件当時司法試験に足踏みをしていた最上には何の力にもなれなかった悔いだけが残った。その寮の先輩だった新聞記者の水野は週刊誌に転身してまで、事件を執拗に追い犯人と思しき人物の調査をしていた。その事件とは関係なく老夫婦が殺害されるという凶悪事件が最上の勤める管内で起きた。捜査線上にあがった不審人物のひとりに聞き覚えがあった。それは、大家の娘が殺された事件で重要参考人にあがっていた松倉という男だった……。慟哭のラスト、検事であるからこその罪を描いた著者渾身の力作。 「どうしてもその道を進まざるを得ないという二人の男が師弟の絆を引きちぎれんばかりに軋ませて、ぶつかり合う物語です。」(著者)
内容(「BOOK」データベースより)
蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。最上に心酔する若手検事の沖野は厳しい尋問で松倉を締め上げるが、最上の強引なやり方に疑問を抱くようになる。正義のあり方を根本から問う雫井ミステリー最高傑作!
内容紹介
主演:木村拓哉×二宮和也 夢の初共演で映画化決定! エリート検事・最上を木村拓哉が、かつて彼を師と仰いでいた新米検事・沖野を二宮和也が演じる。『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』の原田眞人が監督・脚本を務める。2018年公開予定。 23年前の時効事件の犯行は自供したものの、老夫婦刺殺事件については頑として認めない松倉。検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、新たな証拠が発見され松倉は逮捕された。しかし、どうしても松倉の犯行と確信できない沖野は、最上と袂を分かつ決意をする。慟哭のラストが胸を締め付ける感動の巨篇! “時効"、“冤罪"そして“法律"というキーワードを軸に、「正義とは何か?」を問う作品。正義のあり方を根本から問う雫井ミステリーの最高傑作! 著者の雫井さんが単行本刊行時に「意外性を狙うというよりは、どうしてもこの道を進まざるを得ないという人間のドラマをしっかり作りたいという思いでした」と語っていた作品が、どのように映画に結実するか、ぜひご期待ください。
内容(「BOOK」データベースより)
23年前の時効事件の犯行は自供したが、老夫婦刺殺事件については頑として認めない松倉。検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、新たな証拠が発見され松倉は逮捕された。しかし、どうしても松倉の犯行と確信できない沖野は、最上と袂を分かつ決意をする。慟哭のラストが胸を締めつける感動の巨篇!