一人暮らしの女性が何者かに拉致され惨殺される。

孤独な音楽で食っていくことを目指すコンビニ店員、過去に縛らてなんだか孤独感を持っている女刑事、そして猟奇殺人鬼になった孤独な男。

皆どこかに孤独感を抱えているが質が違う。

 

心がつながれば、そらぁ幸せな気持ちになるだろう。。

でも、拉致して言うこと聞かせて・・・だとあなただけがつながってる気持ちになってるだけ、幸せも独りよがり。

 

一人ひとり結局孤独で、独立して生きている感じをだしたいんだろうけど、連続殺人の様子が気持ち悪い><

乳首を切り落としてポケットに忍ばせて、転がしてもて遊んだり、口に入れて飴のようになめまわす・・・なんて、強烈すぎていまだに頭にこびいついてる><

そんなふうにちまちまやられるの・・・いやだなぁ。

 

最終的にその男は捕まったけれど、結局精神異常ということだよね・・・あぁ、納得いかない。

コンビニ店員が夢見る男なだけでなく、才能がある点など美華されてるな~という印象だけど、最後また一人である感じが力強い孤独感ですがすがしかった。

 

 

 

内容紹介 

街を流離(さまよ)う傷ついた魂たち――。“都会の孤独"の本当の意味を知る。 凄惨な殺人事件が続発する。独り暮らしの女性たちが監禁され、全身を刺されたかた ちで発見されたのだ。 被害者の一人が通っていたコンビニエンス・ストアの強盗事件を担当した女性刑事 は、現場に居合わせた不審な男を追うが、突然、彼女の友人が行方不明に。 孤独を抱える男と女のせつない愛、噴き上がる暴力――。『家族狩り』『永遠の仔』 につながる、天童荒太のまさに出発点。 

 

内容(「BOOK」データベースより) 

凄惨な連続殺人が発生した。独り暮らしの女性達が監禁され、全身を刺されているがレイプの痕はない。被害者の一人が通っていたコンビニでの強盗事件を担当した女性刑事は、現場に居合わせた不審な男を追うが、突然彼女の友人が行方不明に…。孤独を抱える男と女の、せつない愛と暴力が渦巻く戦慄のサイコホラー。日本推理サスペンス大賞優秀作を新たな構想のもとに、全面改稿。