今どきの普通の家庭の日常が書かれてる感じの本です。

5つの短編集からなってます。

 

インスタ映えに燃える(料理などちょっとしたものでもまず写真撮ってから・・・みたいなところからどんどん他人の目を気にするような生活に陥っていく)妻になってたり、いつまでも子供のままで親に頼りきりの妻に居心地の悪化を感じるとか。

子供の病気や育児ノイローゼ、どれもちょっとわかる気がする内容ばかり。

あ、再婚家庭の子供の葛藤は未経験だけど、でもなんかじんわりわかる感じです。

 

自分もそうだったな~と思いながら読める本で、でもドロドロもしてなくて割とハッピーエンド的(浮気心なだけで不倫してないとか)。

家庭という小さな社会の問題をどのように解決していくのか、だれも不幸を求めてこうなったんじゃないって部分がうまくかけてる気がして読んでみてよかった本でした。

一つ一つのタイトル、本題もだけど、かなりセンスいいですね…ほかの本も読んでみたくなりました。

 

言えることはただ一つ・・・・絶対夫が嫌いなタイプの本w

 

内容紹介 

思い通りにならない毎日、言葉にできない本音。 それでも、一緒に歩んでいく――だって、家族だから。 『ふがいない僕は空を見た』の実力派が、ごく普通の家庭の生々しい現実を強烈にえ ぐり出した、珠玉の連作集。 セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。 仕事が忙しく子育てに参加できず、妻や義理の両親からうとまれる夫。 自分の娘の発達障害を疑い、自己嫌悪に陥る主婦。 出産を経て変貌した妻に違和感を覚え、若い女に傾いてしまう男。 父の再婚により突然やってきた義母に戸惑う、高一女子。 同じ幼稚園に子どもを通わせる家々の、 もがきながらも前を向いて生きる姿を描いた、魂ゆさぶる5つの物語。

 内容(「BOOK」データベースより)

 セレブママとしてブログを更新しながら、周囲の評価に怯える主婦。仕事が忙しく子育てに参加できず、妻や義理の両親からうとまれる夫。自分の娘の発達障害を疑い、自己嫌悪に陥る主婦。出産を経て変貌した妻に違和感を覚え、若い女に傾いてしまう男。父の再婚により突然やってきた義母に戸惑う、高一女子。同じ幼稚園に子どもを通わせる家々の、もがきながらも前を向いて生きる姿を描いた、魂ゆさぶる5つの物語。