コンビニ人間が借りられないのでこちらを先に借りて読んでみました。

短編集ではじめがこのタイトルのものなのですが、人工授精とはまた違う感じで男でも人工子宮を付けたら出産可能です。

この点は私はいいなとおもいましたが、10人産んだらヤな奴一人殺していいです・・・って部分が何とも^^;

でも10人も人口増やしてる分どこか帳尻あわせ的に人ひとり殺して増えすぎの抑制というかんがえはありなのか?!

とりあえずあんまり好きじゃない思想でしたね、どれも。。

どれも性的なもので、この作者の思想がこちら向きに偏ってる人なのかな…と思った時点でコンビニ人間読みたいと思ってたのにちょっと気が失せてきた。

生と死、こんな角度で書く人もなかなかいないだろうし、かなりの感性なんだろうな・・・

 

 

内容紹介 

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない……。

 

 内容(「BOOK」データベースより)

 「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい―。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない…。三人での交際が流行する、奇妙な世界を描いた「トリプル」など、短篇3作も併録。普遍の価値観を揺さぶる挑戦的作品集。