刑事殺しを追っている女刑事がぬれぎぬ着せられ逃亡するという話。

割とあるパターンですよね、上司が悪さしてて、それを見つけちゃった下っぱが殺されたり、罪を擦り付けられたり^^;

刑事だから殺されちゃうと警察の身内根性でなんとしてても犯人を上げろ見たいな変な盛り上がりもあって、つきとめも早かったみたいですけど、もともと目を付けられてる女刑事ということもあって、目の上のたん瘤除去でそちらのほうも力入るんでしょうかねぇ~

ほんっとやなかんじ。

 

それにしても独身女が施設の子と逃亡劇、なかなかよかったです。

そこで出会うあいりん地区のホームレスたちもいい人で。でも西成署襲撃はやりすぎw

 

さいご8歳の少年が「警察官になる」と夢を持ってくれたのがいいですね。

続編ができそうで、そのあたりも期待できます。

 

あんまり大どんでん返しみたいなのもなく、さくっと終わったのがいつもと違う感じで残念でした。

 

 

 

内容紹介 

県警内部、全員敵!? 千葉県警の警察官が殺された。捜査にあたるのは、県警捜査一課で検挙率トップの班を率いる警部・高頭冴子。陰で〈アマゾネス〉と呼ばれる彼女は、事件の目撃者である八歳の少年・御堂猛から話を聞くことに。そこで猛が犯人だと示したのは、意外な人物だった……。 思わぬことから殺人事件の濡れ衣を着せられた冴子。自分の無実を証明できる猛を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!? 冴子は真犯人にどう立ち向かうのか? どんでん返しの帝王と呼ばれる著者が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー 

 

内容(「BOOK」データベースより) 

殺人事件の濡れ衣を着せられた警部・高頭冴子。自分の無実を証明できる目撃者の少年を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!?どんでん返しの帝王が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。