道警シリーズらしいです。
しらなかったぁ~、シリーズものだったなんて。
ただシリーズだからといって途中からでもは楽しめないというタイプではなさそうでした。
自分に合うかどうか・・ですね。
私は…うーん。
鉄道関係で勤めていた男性はJR組合職員だったということでなかなか再就職も決まらない男。
そしてネグレクトを受けている小学生の男の子。
とある園芸店で硝酸アンモニウムが盗まれた、工具が小学生に盗まれた・・・
工具を万引きした小学生の男の子、そして硝酸アンモニウムを盗んだのではとされるもとJR組合職員
この二人がじつは数日共に過ごしている。
どこで知り合いどうして生活を共にしていたのか、そして今なぜこの小学生は家に帰れと解放されたのか。
JRに恨みを持つ男性の爆破劇が後半戦に書かれているわけだけど、小学生の証言、小学生にかかわって話を聞きだす女性、捜査を手探りでしていく中で受ける男尊女卑のような発言。
私的にはそんなに問題視しない程度だけど、この女性はそういうのが嫌な人なんだとか(その辺はシリーズでよくかかれてるのかしら)
最終的には爆発はなく終わりましたけど、なんというか動機に強みがあまり感じないし、ネグレクトの男の子の親が本当にいまいちではいりこめなかったかな。
シリーズと知ったからにはとおもったけど、もういいかな^^
内容(「BOOK」データベースより)
真夏の札幌で、爆薬材料の窃盗事件。爆弾製造?誰が、何を爆破する?タイムリミット迫る命懸けの任務!チーム佐伯が警官の覚悟を見せる!大ベストセラー警察小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 佐々木/譲 1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。90年『エトロフ発緊急電』で、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。10年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞。16年日本ミステリー文学大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)