大企業の会長あてに届いた脅迫状を元警察官だった危機管理会社勤務の男が解決に挑むというストーリー。
大企業側はあまり協力的でもない割に高圧的に屋契約してやってるんだから早く解決しろといわんばかりの態度だし、危機管理会社自体もなんだか内部抗争がありそうというか非協力的な印象でどうなってるんだとおもったりして読み進めてました。
弁護士資格のある危機管理会社勤務の女とかもなんだか無理やり感があるし、訳ありの集まりという印象を付けたいのはわかるけど、こんな会社で大丈夫かとおもってしまう^^;
もう少し協力的じゃないと管理できないんじゃないのかなぁ。
テンポよく進まないしあまり面白いとも思わなかったです^^;
最後の落としどころも微妙。
うーん、この作者ってほんとはまったらすごくいい~って思えるのに、あわないやつはほんとにあわない。
裏と表のあるかんじの作者で、自分の好みを見極めるのがむつかしいです。
内容紹介
警察小説の旗手が放つ、企業謀略ミステリ! 大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第二の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。
内容(「BOOK」データベースより)
大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第2の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。