笹本稜平さんの越境捜査シリーズ5作目です。 

シリーズとなると前半にちょっとした登場人物の説明みたいなものが文中に出てくるんですが、あれがちょっとうっとおしい^^; 

この本から読みだした人には親切なのかもしれないが、はじめのページにでも登場人物一覧で書いてある方がすっきりするし、シリーズものは何作目ってかいていてほしいです。 

あんまりそこからよみたいとおもわないし。

 

 さて、今回の作品は大手企業さんが絡む事件です。

 大企業の御曹司が死亡ということですが、単純な他殺体というよりは企業がらみのにおいもして、お金大好き不良刑事が大はしゃぎ。 

もぅこのチームなんでもありすぎて冷めてきた^^; 

不正操作炸裂なのもマンネリ気味だし、不良刑事宮野がくどい、ちゃらい! 

刑事がこんなにお金に汚いなんて・・・っておもうくらいなんだかどんどん変な方向に行ってる気がする^^; 

元やくざが一番まともに見えたり、毎度のこと捜査に一般人になってる元やくざをつかうあたり、ちょっとどうなのっていう突っ込みどころ満載すぎだし、これが毎回となると警察内部の人間で解決できないのかとおもってしまう^^;

 

 ちょっとシリーズとして飽き感でてきましたが、なんだかんだ言っても6作目のほうも借りてます^^; 

 

警察も政治家も大企業も、結局お金なの? 

そこに真面目とか誠実とか正直とかそういうのはないのかねぇ・・・

 

 

 

 

 

内容紹介 

三年前に新宿で起きた傷害致死事件の容疑者と目される男が横浜のマンションの一室で死体となって発見された。男は、大手金属加工機メーカーの創業者一族の御曹司・木崎乙彦。警視庁捜査一課特命捜査二係の鷺沼友哉は、事件の真相を明らかにしようと乙彦の周辺を洗い直していくが、捜査が進むにつれて見えてきたのは、一代で財をなした権力者が君臨する大企業の影。犯罪スレスレの捜査で犯人に肉迫していく鷺沼と宮野のはみだし刑事コンビが辿り着いた真実とは――!? 大人気警察小説『越境捜査』シリーズ第5弾! 

 

内容(「BOOK」データベースより) 

三年前に新宿で起きた傷害致死事件の容疑者と目される男が横浜のマンションの一室で死体となって発見された。男は、大手金属加工機メーカーの創業者一族の御曹司・木崎乙彦。警視庁捜査一課特命捜査二係の鷺沼友哉は、事件の真相を明らかにしようと乙彦の周辺を洗い直していくが、捜査が進むにつれて見えてきたのは、一代で財をなした権力者が君臨する大企業の影。犯罪スレスレの捜査で犯人に肉迫していく鷺沼と宮野のはみだし刑事コンビが辿り着いた真実とは―!?大人気警察小説『越境捜査』シリーズ第5弾!