やくざから足を洗った二人の実業家が惨殺され、次のターゲットとなった布施(3人目)は生き伸びた。

そこから警護にあたる片桐美波と、良きライバル捜査一課の難波塔子の因縁対決。

正直テンポがいまいちで半分くらい読み進めるのがとてもしんどかった^^;

 

本当に最後の50ページくらいで一気になぜ元暴力団員が次々狙われたのかがわかって面白く泣てきた矢先にあっけなく終わるといった印象で、本の内容的にも微妙な印象でおわりました。

 

庁内で女刑事が二人ケンカするとか正直ありえない設定だし、布施宅でもめてる現場を見せるあたりも微妙な印象。

そしてそもそもこの二人がどうしてこんなに犬猿の仲のようになってしまったのかという動機も本当にチープすぎて、女バカにしてる?と思ってしまうくらいちょっと女の私には腹立たしかったです。

 

そもそも前半部分この二人のいざこざ話に焦点が当てられてる感じなのがテンポ狂いの元な気がします。

やくざ争いが本筋のはずなのに二の次の印象で読み進めるの苦労しましたが、終わった後もなんだかあっけないというかなんというか・・・。

 

でもまぁ犬猿の仲解消したぽい今後の二人のタッグという点でシリーズ化を狙ってのことならこういう進め方もありだったのかなと思います。

全体的には好きでも嫌いでもなかったけど、やっぱりテンポがもう少しほしかったかな、途中斜め読みで進めたくらいしんどかったんで^^;

 

 

 

内容紹介 

都内でトカレフを使った連続強盗殺傷事件が発生、暴力団関係者三名が死亡した。警視庁組織犯罪対策第三課所属のPO(身辺警戒員)・片桐美波は一命を取りとめた実業家・布施隆正の警護にあたる。被害者らは十一年前に謎の大金を手にし、組から足を洗った過去を持つ。美波は犯人たちの猛攻から布施を防護するが、彼は突如自ら姿を消して……。因縁のかつての親友・捜査一課の難波塔子と衝突しながら、美波は命懸けで対象者(マルタイ)を守る。緊迫の警察小説誕生! 

 

内容(「BOOK」データベースより) 

都内でトカレフを使った連続強盗殺傷事件が発生、暴力団関係者三名が死亡した。警視庁組織犯罪対策第三課所属のPO・片桐美波は一命を取りとめた実業家・布施隆正の警護にあたる。被害者らは十一年前に謎の大金を手にし、組から足を洗った過去を持つ。美波は犯人たちの猛攻から布施を防護するが、彼は突如自ら姿を消して…。命懸けで対象者を守る緊迫の警察小説誕生!