シリーズ8作目となる如月塔子刑事の成長事件簿。

今回はいつも守られている下っ端の塔子が、事件に巻き込まれている9歳の少年を守るという成長録になってます。

 

殺人事件のカギを握るこの9歳の少年、大人を信用してなくて何も語らないんだけれど、最終的には塔子には心を開いてくれたようす。

公安の邪魔がはいったり、少年の父親が事件に関与していたり、誘拐だけじゃなくテロが関係していたりと盛りだくさんでした。

で・・・結局の落ちって痴情のもつれ的な落ち。

内容的には微妙なラインもあるけれど、まぁさくっとよめました。

 

次回につながる塔子の母の話がとても気になります。

母親の相談が鷹野と塔子のコンビの絆がよりいっそう硬くなるような話になりそうですね。

それにしても、鷹野自身の以前のコンビの話はそこで微妙に絡み合って出てきたりするんでしょうか・・・。

 

次回に期待です

 

 

内容紹介

タオルに血で書かれたSOSを手掛かりに捜査を開始した刑事・如月塔子と相棒の鷹野。しかし彼らが発見したのは、監禁されすでに事切れた被害者だった。タオルを運んだ人物として捜査線上に浮かんだのは九歳の少年・優太。年の割に大人びていて、事件について頑なに口を噤む彼は、なぜか塔子にだけ懐く素振りを見せる。これまで多くの特殊犯罪を解決に導いてきた捜査一課十一係――殺人分析班の捜査と推理が光る、人気警察ミステリシリーズ最新作!

 

内容(「BOOK」データベースより)

タオルに血で書かれたSOSを手掛かりに捜査を開始した刑事・如月塔子と相棒の鷹野。しかし彼らが発見したのは、監禁されすでに事切れた被害者だった。タオルを運んだ人物として捜査線上に浮かんだのは九歳の少年・優太。年の割に大人びていて、事件について頑なに口を噤む彼は、なぜか塔子にだけ懐く素振りを見せる。これまで多くの特殊犯罪を解決に導いてきた捜査一課十一係―殺人分析班の捜査と推理が光る、人気警察ミステリシリーズ最新作!