本渓　地質博物館

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ガイドブックに載っていない中国観光旅行
～本渓　地質博物館編～

地質博物館に入館。
本渓地質博物館6
近くで発掘された化石の数々
本渓地質博物館5
中には泳いでいる魚が
そのまま海洋植物と一緒に固まったような石を
開きにした写真のような化石もあります。
本渓地質博物館4
見たことのないキューブ状の結晶の石や
氷山のような青い石など珍しい石もたくさん並ぶ。
本渓地質博物館3
アンモナイトが芸術品のようになったものや
本渓地質博物館２
1mほどもある机のような巨大な硯も展示。
本渓地質博物館7
地質博物館を後にして、時間があったのか
観光バスが向かった先は地元のお寺。
本渓　寺2
中は撮影禁止でしたが、洞窟の中に繋がる祭壇は
なぜかそれほど寒くないのに白い息が出る。
神聖な場所だからでしょうか。不思議だ。
本渓　寺
隣のお堂の中ではお坊さんが
「ここに来て出会ったのもなにかの縁です。
　家に帰ったら周りの人や家族に
　いいことをしてあげなさい」
という言葉をおっしゃいました。
（↑中国語が全然聞き取れず心大姐の訳）

中国に来て約1年半が経ちました。
家族にも暫く会っていません。

縁について思い返してみると少し長い話になりますが
最初に来たころは全く中国語を勉強してこなかったので
近所の市場の買い物もぼったくられるのではないかとか
値段の聞き取りができず、スーパーに行っていました。

それから少しずつ市場で買い物が出来るようになり、
顔見知りの人が増えてきました。

最近は焼き芋屋の小父さんが
今年も寒くなってきて店開きをしたので買いに行ったところ、
１つおまけにくれました。

日本では千円近い焼き芋は中国では約30円前後。
いくら売っても儲けなんてあまりないだろうに
次に行ったときは「给你！（あげるよ！）」と
今度はお金を受け取ってくれず、笑顔で１つくれました。

おじさんの中国語はなまっているのかほとんど聞き取れず、
あまり会話らしい会話はできず、
会えば笑って挨拶するだけなのですが
なんだかそういう心の贈り物は嬉しいものです。

親や親戚が餞別代りにくれたPCやデジカメ。
過去、いろいろしてもらったこと、
連れて行ってもらった旅行の数々。

もらうことばっかりで、
中国の品物はなー。
中国語での郵送の手続きができるかなー。とか
できない理由をたくさん作って、
そういえば何も家族にしていなと気がつく。

遠くにいると元気でいることくらいが親孝行だわ。
と思っていましたが、さて何ができるだろうか。

本渓　マンホール
夜はそんなことを思いながら
本渓の地ビール「精龙」を飲んで過ごす。

100ml違う大小の瓶。
それでも値段は同じ10元。
どうせ出すならどちらかの大きさに揃えて出せばわからないのに…
さすが中国。適当。

でもそんな日本でなしのことが中国でありなところ、
憎めないこと、気楽なところが大好きです
本渓　地ビール
＜本溪　地質博物館の行き方・アクセス方法＞

瀋陽から専用バスで約1時間（30元）
本渓から専用バスでも行けます（10元）

今回利用した旅行社はこちら
（日本語可/日本円・元支払い可能）