<旅順博物館･旅顺博物馆への行き方･アクセス>
交通:大連駅から公共バスの終点「旅順站」7元、
そこからはタクシーで約10元
住所:中国大连旅顺口区列宁街42号
電話番号:0086-411-86383334
URL：http://www.lvshunmuseum.org/
本来、外国人立入禁止の土地、「旅順」に
博物館を観に行こうという企画があり、
館長さんと知り合いだという人の御好意により
事前にパスポートの写しをＦＡＸして、
日本人と日本語勉強中の中国人大学生と行ってきました。
大連駅のすぐ裏にある「軽軌大連駅」の目の前にある
バス切符売場から旅順へは7元。
移動時間はおよそ1時間ほど。
旅順のバス停からは
タクシーで「旅順博物館」というと約10元で着きます。
なぜか蛇の博物館の看板ばかりで
敷地は一緒なのですが、初めてなのでみんな不安。
マイナス３～５度の中、寒さに震えながら博物館の入口を探しました。
本館と別館、両方で35元。
でも今回は特別に貴賓扱い。
無料で入場させて頂きました。
日本を出て久々に見た仏像。
おだやかな顔に癒される。
色褪せた大きな木造の4天王。
博物館の中だというのに足元にお金が祀られていた。
なんとなく美輪明宏さんを思い出した仏像。
博物館の中はフラッシュをたかなければ写真はＯＫなので記念に一枚。
ミイラにしようと思ったわけではなく、
乾燥している土地なので自然に出来たという自然木乃伊。
髪や一部の服まで残っている男性と女性が安置されていた。
復元の様子がなかなか面白い。
今回一番の謎。
１５ｃｍほどの置物で、水滴が背中から入り、
口元のお皿に水が出てくるようになっていますが
一体、何をするものなんだろう？
歴史的な古銭が並ぶ展示室では
政府が変わると経済力を誇示する為に
最初は大きいのが徐々に小さくなってくる様子や
贋金が作りづらいように昔から銅以外にも
色々と材料を混ぜている、なんて話を聴きました。
展示室は結構、可愛らしい作りです。
全体的にはこんな感じ。
螺鈿細工や鎌倉彫のような赤いお盆や机、
トルコブルーのような輸出用の青い食器など
美しい美術品がたくさん並ぶ。
私は可愛らしくて、この器が好き。
東洋のルーブルを目指したという旅順博物館。
ここまで来て、冬季は１５時半までということでタイムアップ。
本館だけでお開き…。
関連情報：旅順博物館 別館
通常ルートで旅順に行ってみたいかたは
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