空気がご神体!?

 

<2021年4月16日>
 
1年前のこの日は、山本五十六を使って返すために高野山へ向けて出発した日でした。

 

 

あれから1年。本当に本当に流れが速くて、毎日毎日歴史を還すためのヒントがどっさり落ちてきます。
 
この春分明けから一気に情報量が増え、日々アタマがまぐまぐしているのですが、そんな私を察してか、ご褒美のような1日がやってきました。
 
 
ある朝突然、主人の仕事が休みになり、私も仕事が入っていない日で、丸一日ぽっかり空いた日がありました。
 
 
今日は何をしようかな~なんて思うやいなや、
 
「そうだ!空気神社に行こう!」といつものことながら突然思いつき、以前からその存在は知っていて、新緑や紅葉などの季節にでも行けたらいいなと思っていたのですが、季節まだ少し早いですが、行ってみることにしたのです。
 
 
私の場合ですが、「行け!」という命令系ではなく、「〇〇〇〇」と固有名詞やそこを示す名詞がふわ~っと頭に浮かびます。
 
だいたいそんな時は、自然に時間ができるんですよね。
 
 
<空気神社>
〒990-1574
山形県西村山郡朝日町白倉
 
神社の御祭神、ご神体は数あれど、ここは世界に類のない「空気」を祀る神社なのです!
 
image
 

  144は突然現れます

 

ブナ林に覆われた小高い森の参道には宇宙を創る五元素「木・火・土・金・水」の
モニュメントがあります。
 
「木火土金水」の数霊は
(もっかどごんすい)
 
 
なんと「144」!
 
 
「144」という数はとても深い数でして、すべてを理解しているわけではありませんが、物事の根幹を示し、大自然の営みとも深い繋がりを持っている数だと深田剛史さんは言います。
 
 
「天然自然のリズムに身を委ね、自分が大いなるものの一部として、今ここにいることを自覚しましょう」と、身が引き締まる言葉が綴られています。
 
image
 
「空気の恩恵を人間は忘れている。世界に先駆けて我が町に空気神社を造ろう」
 
故白川千代雄が提唱したのは昭和48年のことでした。それから15年後の昭和63年に神社設立に踏み切り、平成2年に完成しました。
 
image
「木」のモニュメント
 
シンボルが「木」でできていますね。
 
成長・発展
「春」の象徴です。
 
image
「火」のモニュメント
 
上昇、「夏」の象徴です。
 
image
 
はじめの「木」は分かりやすかったのですが、「火」はどうやって表現するのかな?
と思っていましたら、蝋燭・キャンドルを灯すのでした。
 
image
「土」のモニュメント
 
土は収穫を表し
季節の変わり目の象徴です。
 
「土用」って言いますもんね!
 
image
「金」のモニュメント
 
新生を意味し、
「秋」の象徴です。
 
image
「水」のモニュメント
 
潤下、「冬」の象徴です。
 
image
 
写真ではわかりにくいですが、こちらは「水」が流れています。
 
image
 
ブナの木々は柔らかな新芽が出始めたとは言え、新緑が眩しくなるのは夏至の頃。次こそは、夏至に合わせて訪れたいですね。
 
長くなってしまうので、
続きは②をご覧くださいね!