多くの人が憧れるスイスが僕に合わなかった理由「スイスで働いて気づいたこと編」 | Issei世界旅人

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スイスに住みたい!

スイスに行きたい!

スイス人の恋人が欲しい!

とにかくヨーロッパのどこかに住みたい!

そんな日本人は少なくないと思います。

ヨーロッパの中でもスイスはとても人気がある国で

スイスに住みたい、働きたい人がとっても多いんです。

ドイツ、イタリア、スイスに囲まれているスイスは

その国々からスイスに住まなくても通って働きたい!!

っというのがとても多いんです。

その理由はドイツやフランス、イタリアより給料が倍は高いからなんです。

でも残念ながらヨーロッパの人々でもスイスで働くにはハードルが高い。

それはEUに加盟していないためにヨーロッパの人でもスイスで働くには労働ビザが必要ということで、そのステップは私たち日本人と同じように大変です。

ヨーロッパということで日本人よりは優遇があるかもしれませんが
基本は永世中立国であり平等の感じも受けます。

そんなスイスのいいところは?っと聞かれると

「給料」や「交通の便」くらいしか思い出せないです。

給料はドイツにいた時に2倍以上

交通の便はヨーロッパの中央ということでどこでも簡単にアクセスできる

スイスの嫌なところは

「人が冷たい」「お金主義」「超個人主義」

「人が冷たい」は何か他のヨーロッパの人々と違い
「超個人主義」に関係するのか「永世中立国」からくるのか
「自分のことは自分で守る!」っということが強い

日本やヨーロッパの国々は他の国と友好関係を持っていく考え方だけども

それは助け合いの意味でもある

でもスイスはそれがない。

他の国で戦争が起きても私たちは知りません!
私たちの国が攻められたら私たちが自分で守ります!

それが中立国の意味でもある

これはお金がそうさせているのかもしれないけども

発展途上の国々は「みんなで助け合って生きる」というのがとても感じるし

日本も昔はそんな感じだった。
でも資本主義になりお金を持ちはじめてくると
村社会よりも個人社会になり
今では日本でも自殺や孤立が増えてきている

スイスは資本主義の世界トップである上で
人との距離感も僕には合わないくらい孤立的だった。

世界の超お金が集まるスイスは
銀行などでも一般の人間もゴミ扱いのようになる

いくら年収1000万円〜2000万円あったとしてもゴミ扱いであり

彼らのお客さんは年収100億、1000億以上あるような方に集中しているようだ。スイスに住んでいて働いてそう感じた。

信じられないお金持ちがいる世界


そして多くの人々はお金を稼ぐことに必死であり

老後もお金がないとやばい国もスイスである。

それを知っているのでスイスの人たちはお金を一生懸命に貯める。

 

スイス人でも友好的な人もいると思うけども

とにかくスイスはものすごい複雑な国でもある。

それは言語が3カ国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語とあり地域もそれで分かれている。文化もそれぞれ違い、それに加えて宗教も入ってくる。

そして人口の割合は60%のドイツ語圏が一番多いために

考え方はドイツ人的に国は動いている

僕が住んでいたところはフランス語圏でもあり

犯罪がとても多いところでもある。

スリも半端ないくらい多かった。

その理由は南フランスからアフリカ移民してきた人たちがスイスのフランス語圏にやってくる。彼らの多くはフランス語を話せるのでスイスが暮らしやすいのだ。西アフリカの多くはフランスの占領下であったので多くの人たちがフランス語を話す。そして裕福になりたいを目指してフランス南部に船で不法入国する人が後を絶たない。

南フランスもマルセーユあたりはフランスとは思えないくらいにアラブ系の街になっているし基本汚い。。ジュネーブも基本汚い。。これは日本人が思っているイメージと違うだろう。フランスも基本汚い。パリなどに行けばわかることでしょう。

綺麗なのはドイツでありスイスでもドイツ語圏に行けば綺麗である。

スイスでもドイツ語圏に住んでいる人はまた違った感覚を持つかもしれない。スイスは移民も多いのでその移民も「目がお金」になっている人が非常に多い。きっと多くの人々がスイスで働いているはお金のためであると思うので僕とは目的が違うという意味で合わないのかもしれない。

スイスで働いていたらお金には困らない。

世界のどこへ行っても楽しく旅行できるし

「スイスに住んでいる!」と伝えれば憧れるだろうけども

楽しければいいけども

僕はいくらお金があっても楽しくなかった。

ただそれだけです。

もしお金を持って楽しかったら

きっともっとお金、お金って目指していたのかな。。っとも思います。

 

そんな意味ではスイスの滞在は

「あなたの世の中はお金じゃないよ!」

っという言葉を肌で感じさせてくれた国でもあると思います。