日本人は本当に綺麗好き?掃除教育が間違い。。「ヨーロッパの人から学ぶこと編!」 | Issei世界旅人

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日本は綺麗だ!ゴミ一つ落ちていない。。

そんな言葉をよく外国人から聞きます。

 

それならば日本人は本当に綺麗好きなのか、几帳面なのか。。?

っと言われたら僕はその真逆じゃないのかと思うんです。

 

その理由はいくつかあります。

それはゴミ屋敷!

 

これ非常に日本に多くないでしょうか。。

ヨーロッパでは聞いたことも見たこともありません。。

 

そしてもう一つの疑問。。。

それは女性の割合が多いということです。

僕の周りでも家の中がごちゃごちゃのところもよく目にします。

調べてみるとやはりゴミ屋敷の比率は男性3:女性7だそうです。

どうしてなのか。。

 

もう一つは市役所や会社などでもそうなのですが机の上に物だらけ。。

 

とにかく物、物、物。。ではないでしょうか。。

大企業の事務所なども全く同じ状況。。

昭和の香りが漂っているところが多くあります。

 

今のIT企業など若い会社などは非常にスッキリしています。

それは莫大な資料がない、パソコンに入れられるとかありますがそれは市役所も一緒です。

 

デンマークの役所はIT企業のようにオシャレです。。

 

それはまず一つ言えることがあります。

人を招き入れるか招き入れないか。。そのような環境にあるか、ないかによると思います。

 

ヨーロッパの家などは人をよく招き入れます。そして市役所などもその担当の人のデスクまで行きます。

オープンでどこからでも見えます。。

日本の市役所などもカウンターから中が見えますが、もう物を置くことが当たり前の環境になっているのでしょう。

 

さすがに上のような役場の写真のところには市民を中に入れて隣に座らせて作業はできないでしょう。

 

周りが綺麗ならば1人だけ机の上に山積み書類があったら目立ちますが、多くが山積みです。。

 

つまりゴミ屋敷の原型は日本の象徴である役場から来ているものだと思います。

 

そして1番の問題は綺麗好きとかではなく

 

片付けることが「できる」か「できない」か。。

 

 

日本人は綺麗好きだと思います。そして人間は綺麗いの方が好きだと思います。でも片付けることから綺麗いへとつながるものだと思います。

 

またヨーロッパなどで有名なレストランなどはオープンキッチンになって外から丸見えです。あの僕が大好きなレストランGERENIUMもオープンキッチンです。

 

お客さんがキッチンに入り、そこにある椅子でキッチンの中で作業を見学することもできます。

 

日本のレストランのキッチン。。結構ひどいと思います!

 

オープンキッチンのラーメン屋さんなどもありますが床に食材などが落ちていないところを探す方が大変ではないでしょうか。。

こんなところで調理しているのかっていうところがかなり多いと思います。

それはお客さんにキッチンを見せる習慣や環境がないからです。

テレビカメラが入るのならば綺麗にするでしょう。。

 

それがその時だけなのか。。

毎日撮影されていたら自然と綺麗な環境が整います。。

 

人を招く環境、その見られる環境がとても大切なのだと思います。

 

俳優さんは見られる職業。。だから意識して綺麗にするんです。

家も職場も同じではないでしょうか。。

 

学校によくある「清く正しく美しく!」の額縁。。。

それができないから伝えているんです。

 

それができている国民なら必要ない言葉です。

掃除をしないからさせるんです。

 

日本ぐらいなんです。学校で掃除させるのは。。

それでも大人になって掃除する人が少なすぎるのが日本なんです。

 

でもそれが原因なのではないかとも思います。

大人になって勉強しない、掃除しない。。

それは子供の時に嫌だな。。やらされている。。

というのを体験したからではないでしょうか。

 

それならば家庭で「掃除、片付けって楽しいね!」

「片付けたら褒められた!」

そんな気持ちをさせた方がいいように思います。

 

言われたからやる。。ルールだからやる。。

ではなく

こうした方が気持ちがいい!

楽しい、便利、使いやすい!

というヨーロッパ的な習慣が本当に大切だと思います。

 

世界的に見て日本人は掃除をする時間が非常に少ないそうです。

 

 

 

1週間にどれほど掃除に時間を使うかのグラフのようです。

僕の経験上、ヨーロッパの家は本当にどこに行っても綺麗でした。

でも日本は物で溢れかえっている家が非常に多いと思います。

 

あれだけ毎日学校で掃除をしていたのに。。。

 

でも根本的にあるのは掃除よりもやっぱり

片付けにあると思います。

 

掃除は学校でしていましたが掃除道具を入れるところはボロボロだった感じがします。あそこがポイントではないでしょうか。。

 

掃除はしている。。でも片付けができない。。

物が溢れかえっている。。

学校の机の中や道具箱も一緒だと思います。

 

とにかく押し入れや引き出しに物を詰め込み、お客さんが来るときには外見だけは綺麗に見せようとする人も多くいると思います。

 

これもやはり外見だけ。。。これぞ日本人なのか。。

 

「もったいない文化」があり物を捨てることができないことも関係あると思います。

捨てられないからものが増えていく。。

 

冷蔵庫の中もそうですね。。

冷蔵庫の中がいっぱいな人多くいるんではないでしょうか。。

冷凍庫。。パンパン!

 

 

 

もう入らない、、もう少し大きな冷蔵庫買おうかしら。。。

買ってみたら。。最終的にはまたパンパン!

問題は冷蔵庫ではないのです。

その人が整理整頓できるか、できないかなのです。

 

外見が綺麗でも引き出しやクローゼットなどがごちゃごちゃでは意味がないでしょう。。

 

見えないところから整えることが大切だと思います。

そしてものを増やさない。。

本当に必要があるものは何なのか。。

それを知ることも大切です。

 

そして日本にある大晦日の大掃除。。

 

どうして年末の忙しい時期、休みの時期に掃除をしなくてはいけないのでしょうか?

 

それもやっぱり日本人の日々片付けない習慣があるからこういう日があるのでしょう。

定期的に綺麗にしていたら大掃除など必要ないことです。

ヨーロッパなど年末の掃除などありえません。

 

それは習慣つけることだと思います。

日頃の綺麗にする習慣があれば、掃除で大切なあなたの1日が取られるということもなくなります。

そしてもう一つは働きすぎる、時間がないこともあると思います。

それは働きかた改革で時間を作ってゆとりを持って生活習慣をよくしていくことにあると思います。

 

少しでも役に立てたら嬉しいです。