春の幻想 2死に神のポケットから | 太陽はいつも (もも子)

太陽はいつも (もも子)

天涯孤独な女の半生記と、過酷な逆境の中で次第に研ぎ澄まされた
「特殊能力」。異次元世界の不思議と現実世界を結ぶ妙音の世界を紹介します。

春の幻想  
       2 死に神のポケットから
 
3月25日(午前10時25分頃
生きることに疲れ果てた私に今、蘇生の時がきて、
苦しかった年月は過去となって去ってゆく
心は今大空を求めて旅立つ、お願い私から言葉を奪わないで、
瞳の輝きを奪わないで、今の私には誰かの優しい眼差しが必要だから
苦しみ喘いだ年月を越えて、今大空を見つめる私を見守ってほしいー
★書き終えるなり、電話のベルが鳴る。
 大阪の妹さんから「みんな死んだ・・・」の知らせ。
 
4月15日
再び大阪から電話で、妹さんはこの十年の間に離婚、
そして再婚され、現在淡路島に住んでるとの事・
(1月15日の夢・妹さんが居た難民の島は淡路島)
 
4月25日
 再び妹さんから電話。昨年1992年3月8日義母死亡(喉頭ガン)
 93年2月3日義兄死亡(幼年期カラ重度小児麻痺)
 同年3月24日(義兄49日)前夫死亡(大腸ガン)
 昨年6月7日には姉も… 確かにみんな死んだ…私の過去が消えた?
 
5月15日
『光』は求められ渇望され、試みを経た者に明かされる。
天はあなた方にも真理を渇望する心を起こさせるだろう、
私が命がけで真理を渇望したように。
全霊をかけていける神(救い)を渇望したように、
天はあなた方にも私と同じように、自らが真理を渇望する心を起こさせるだろう
 
6月4日午後2時すぎ
黒煙が舞う灰色の空の下、大災害の様子が視える。
小高い丘のようなところ、平たい感じ向こうの空が灰色、
2年前の雲仙みたいなー でも雲仙じゃないー
直ぐ近くに町があり、平たくて・・緑の山を割って灰色の空に黒煙が舞う。
 
6月7日 午後4時頃
再び黒煙が空に舞いあがる様子が視える、緑の向こう・・・
夜半に白いモヤのようなものが、頭上からビリビリくる。
神のようないでたちの男声が4~5人、私に開いた本のようなものを見せ、
IQテストのような事を尋ねられ、私はそれに応えている。
「ところで貴女の神の名前は?」(神の名・・?・夢じゃない!)誘導尋問。
神の本当の名前を知りたがっている生き霊、オカルチスト達の訪問だ。
 
6月21日
早朝頭上にスポットライトのような光がある、(・・・)天国に通じる道だー
お迎えが近いのかな? 11時から健康診断だが気分が悪い、口元が冷たい・・・
でも、行かなきゃおじさんの暴言の嵐だ降る。
看護婦さんが奇妙な声を上げる、血圧と心電図が異常らしい・・
「すぐ精密検査を受けて下さい」と、言われた。
 
6月21日午後11時30分ころ
火山活動が活発なのかなー 
灰色の煙が空を覆うように渦巻いているのが視える。
海岸沿いに見える、平たい町が燃えている・・・
                 
6月22日

髪を、思いきりショートにする。気分の悪い日があるが、
精神的なものだと自己判断。
 
6月26日
22日からずっと、続けて濁流と火災が視え、
思わず「島が燃えている」と、叫ぶと、「何も見えん〃」と、ピシャリ。
 
6月25日 昼
激しい濁流とも、火災とも見える風景が… (もしかして私の願望? )
 
7月10日
「島が燃えている」。もう一度言う。 引き吊った顔で、憎々しげに睨まれる。
(島が燃えている)。つぶやいてベッドに潜り込む。