刻まれない明日/三崎 亜記
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「刻まれない明日」
三崎亜記、著。 2009年
存在しないはずの図書館から借りられる本
ラジオ局に届く失われた人々からのはがき
「開発保留地区」
― それは十年前、3095人の人間が消え
去った場所。
街は今でも彼らがいるかのように日々を営
んでいる。
響き渡る今はもう無い鐘の音
席を空けて待ち続けているレストラン
「開発保留区」行きの幻のバス
(帯より)
※
前作『失われた街』の続編。
…読んでいないのですよね。
しかも前作ありきの短編集…。
各エピソードは、不思議な雰囲気を纏って
哀愁を帯びた物語…なのですが。
突然、消えた街に住んでいた人との関係を前
提にしているので、どうもそっちが気になる。
没頭しにくかったです。
先に『失われた街』を読むべき作品ですね。
ちょっと残念な読書になりました…。