こんにちは。

俳句のみろく堂オッドアイ猫家登みろくです。

 

あわあわしている間にもう弥生ですね…!

河津桜の開花と共に

嬉しいお知らせが続きましたのでご報告します。桜

 

この度、第2回「森の座新人賞」を戴きました。

これに伴って、みろくは「森の座」の同人となります。

 

受賞のお知らせを聞いた時、

そして今でさえも

単純な嬉しさより、不安や恐れ多いような気持ちが勝っています。

 

草田男先生がお亡くなりになったのは1983年8月5日。

わたしは1983年生まれ。

草田男先生と同じ時代を生きることもなかった私が

草田男先生の精神を継ごうとすることの重さを改めて感じます。

 

池井昌樹さんの詩「手から、手へ」の中にこんな一節があります。


  やさしい子らよ
  おぼえておおき
  やさしさは
  このちちよりも
  このははよりもとおくから
  受け継がれてきた
  ちまみれなばとんなのだから
  てわたすときがくるまでは
  けっしててばなしてはならぬ

 

自分らしい俳句、自分の俳句の追求とともに

「草田男の精神を正しく継承」し、次の世代へつなぐということ

俳句というバトンを手渡すことを見据えて

今後も句作に励みたいと思います。

 

 

冬の水一枝の影も欺かず 中村草田男

 

萍やうゐのさよならこんにちは 横澤放川

 

着こなせぬ制服私服風薫る 家登みろく