こんばんは！
俳句のみろく堂
家登みろくです。
みんな～！ねうねうは買ってくれたかな？！
本日は、「ねうねうvol.2」より
10句猫だらけ秀句集をお届けしますよ～～
またまた敦賀恵子さんの「風の笛」鑑賞をお休みしてしまい申し訳ない
じ、じつは、そろそろ「ねうねうvol.2」の利益を計算して
NPO法人東京キャットガーディアン様に寄付できたらなあ～
という頃合いなのですが
昨年に比べると、販売数がちょっと足りない模様…
なのです…
イベント等はまだまだあるので完売はできると思いますが
昨年よりは少しゆっくりペースとなる予定です。
（とは言え、所得税控除の関係で年度末までには寄付完了予定
）
そんなわけで、
【10句猫だらけ…って何
それはアドバイザーの４名と実力派猫好きゲスト俳人様が
渾身の猫句10句で猫への愛を紡ぐコーナー！】
その中から、みろくの熱盛！じゃなかった、
イチオシ句を紹介していきますよ！！
”森の座の万年少年”石田経治さん
指に梳く和毛や春の細雪
和毛（にこげ）と細雪の取り合わせが絶妙ですね～！
指に絡まって抜けていくあの猫の毛のふわふわ感が
伝わってきます。たまらない！
”スイーツにゃんこ王子”金子敦さん
まづ猫を抱かせろといふ月の客
うんうん、猫好きあるある！
猫友のおうちへ行くと、
まず猫を見たいな～っと、そわそわしちゃうんですよね！
月の客の偉そうな感じが、また面白くて上手いですね！
”姫ちゃんひとすじ猫兄さん”仲寒蟬さん
春眠し猫と杓子が籠の中
「猫も杓子も」は、猫＝「禰宜（神主さん）」、杓子＝「釈子（釈尊の弟子）」という
説もあるんですよね。
春の心地よさに、猫を筆頭として、あらゆる者がうとうと…
気持ちよさそうな句です！
”猫とかき氷のためならどこへでも”堀田季何さん
かまど猫かまどの掟云云す
「云云」を「でんでん」と読んでしまった人がいましたね。
火を落としたかまどの中で暖をとる猫、
その小さな世界のルールを、あれこれと、こねくり回す…
攻めてる社会詠です！
”猫の句集も出してるよ
”杉山久子さん
猫去りし膝月光に照らさるる
膝の上に猫が居る句はたくさんありますが、
この句は、もうその猫が遠くへ行ってしまっていないことを
冷たい月の光で描いています。うう、うるうるきちゃう！
”知音代表 Mr.レインボー”行方克巳さん
春の猫おわあこんばんはおわあこんばんは
ず、ずるい！国語の先生というかっちりイメージを覆し
こんな面白い句をブッコんでくるなんて…！！
言ってます、春の猫は、「おわあこんばんわ」って…うますぎ！くやしい！（笑）
”現役ねこねこビッグママ”渡辺多佳子さん
辻々に黒猫のゐる良夜かな
That's 俳句！という感じの切れが決まった名句！
幸福の象徴と言われる黒猫が
そこここにいる街角なんて、素敵すぎます。
ちょっと外れた飲み屋街、これから野良猫会議が始まるんですね！
おまけですが…
”ねこねこ三銃士（保護猫団体代表）”家登みろく
眠り猫廟の桜のひとしきり
子を産めぬ猫セーターを毛繕ひ
仔猫はや家長の膝を玉座とす
ここでご紹介しきれなかった句もたくさん！
総勢５５人１７４句の猫句集です。税込540円！お安い！
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よろしくにゃーっ
