新松戸市民センターにて 山口市議
左から、嶋村、山口、ミール市議
【テーマは『市民負担増と大型開発』】
昨日、日本共産党松戸市議団で、第20回市政学習懇談会を開催しました。ゴールデンウィーク最終日でしたが、ズームも含め30名あまりの参加がありました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます😊
テーマは『市民負担増と大型開発、徹底解明‼️」でした。私はまちづくりについて、市庁舎建て替えと新拠点ゾーン開発、矢切耕地の開発、新松戸駅東側の区画整理事業について話しました。
【市庁舎建て替えは用地取得可決】
市庁舎建て替えは、新拠点ゾーンへの移転用地購入のための予算38億が可決され、昨年とは状況が大きく異なっていること、新拠点ゾーンの区画整理事業も着々と進んでいること、また、市役所移転に必要な、『移転条例』も通さずに移転させる、手続き上も問題があるやり方であること、一方で現地建て替えは技術的にも可能であり、利便性、現地の広さなどからみて市民にとっても現地を生かすことが有利であることなどを話しました。
【問題のある『段階的整備案』】
市の示してきた新たな『市庁舎段階的整備案』は、まず土地を買って、2万㎡の市庁舎を建てる事だけを決め、その後は全く未定であり、また分散化の悪化、時間的には変わらない(早く出来るわけではない)など問題が多く、賛成しかねる案であることも説明しました。
【矢切の耕地開発へ】
また、矢切の耕地については、開発の可能性(産業的土地利用の許容)が決定され、開発へと大きく舵が切られたなかで、今後どれだけ市民の声も聞いた開発となるかが重要であること、そのための『地区計画のガイドライン』の策定が始まるので、そこへの働きかけをしていく必要があることなどを話しました。
【誰のための事業?新松戸区画整理】
さらに、新松戸駅東側の土地区画整理事業では、土地利用計画の大幅な変更がありましたが、最後まで詳細な計画が議会に示されなかったこと、また今年が、地権者の権利返還が決まる予定の年であり、重大な局面を迎えること、しかしながら、情報が市民や議会にほとんど知らされず、市の事業としての説明責任が果たされていない事業であること、当初からデベロッパーが関わり、マンション事業者のための事業ではないかなどについて話しました。
【住民主体のまちづくりを!】
いずれの事業をみても、デベロッパーや倉庫業者などが絡み、市の多額の税金を使いながら、情報も十分に公開せず、誰のための事業なのか、大きな疑問が生じています。
市民のためのまちづくりをさせるためには、やはり政治を変えるしかない、そのための議員や首長を選ぶしかない、と言うことが、最後の懇談でも言われました。
【運動・議会論戦で前進も】
そのほか、嶋村市議からは、市政の前進面について、学校給食の一部無償化や『生活保護は権利』のしおりへの掲載、東松戸から総合医療センターへのシャトルバス運行などについて報告がありました。
【今年から各種保険料が大幅増!】
山口市議からはこの間の、国保、介護保険、後期高齢者医療制度などの、保険料の大幅増などについて報告がありました。
【市民の声が届く議会を‼️】
市民への負担増は今後も続けながら、企業の絡む大型開発には湯水の如く税金を投入する市政が浮き彫りになりました。誰のためのまちづくりなのか、企業のためではなく、住民主体のまちづくりを行わせるために、やはり、私たち市民一人一人が市政をチェックし、おかしい事にはおかしいと声をあげ、行動しなければおかしいままになってしまいます。
そしてその声を議会に届ける議員を増やすこと、その事が重要です。
共産党の原点は、市民の声です。党と共に市政をよくする運動を大きくしていきましょう‼️あなたのお力をお貸しください。よろしくお願いします🙇♀️
【ご案内】
6月議会 6/12(水)〜6/28(金)
✳︎請願提出期限 6/3(月)正午
この6月議会から、陳情の取り扱いが市議会として改悪され、『配布のみ』となりました。
議会での審議を求める場合は、『請願』でお願いします。なお請願には紹介議員が必要です。共産党は原則市民の声を届ける請願の紹介議員は引き受けています。ぜひ、早めにご相談ください。
ミール 090-3810-4828