作曲家モ-リス.ラヴェルがかいた「ボレロ」良いよねー♪
同じ旋律が繰り返されるのだけれど、気持ちは不思議にどんどん高まり、最後に爆発するかのような感動が押し寄せる。
その「ボレロ」を作曲するまでのラヴェルの苦悩が軸にある映画でした。
何もない状態から作り出す事は苦しいよね、、
作る過程でも、「これで良いのか?」とか「飽きないだろうか?」とか様々な思いが押し寄せてくる様子などは良く分かり、こんな天才みたいな方でも苦しんで生み出したんだなぁと思いました。
しかし、戦争の事、母の死、女性の存在も、、、
コンクールで落ちた事も、、、
エピソードがあちらこちらと散らばっているような印象でした。
ラヴェルの事知っているでしょ?が前提な流れで、、
バレエのために作られた曲で、バレエと共に流れる「ボレロ」
バレエが私の好みではなくて、、
残念な感じ(あくまでも私の好み)
ボレロが終わると観客が曲に対して大絶賛して、ラヴェルを讃えるところでグッときましたが、曲自体に感動出来る映像の作りでなかったなぁと、、、
ラヴェルに記憶障害があったことも描かれていましたが、たくさんの素晴らしい音楽を生み出した方が病気になり、こんな風に活動が終わっていくさまには悲しさがありました。
でも、これも一つのエピソードみたいに雑に描かれたような気がして残念な思いがよぎってしまい、、、
中途半端な気持ちを引きずりながら、映画館を後にしました。
私の期待が大き過ぎたのかもしれない。。