映画「ジャンヌ.デュ.バリ-国王最期の愛人」を見ました。
世界史も日本史も、、、その授業中、私は何をやっていたんだ!
ちゃんと学べば、面白い事実にぶつかり、その時々に色々な事を考えだだろうに、、、と、情けない。
ジャンヌ.デュ.バリ-、そんな方が実際に居たと知って興味深く見ました。
映画の撮影は、実際の舞台であるヴェルサイユ宮殿、衣装はシャネル。
ステキでした。
美しかったです。
ルイ15世の「公式の愛人」だった方が、ジャンヌ.デュ.バリ-夫人。
この時代は、愛人を正々堂々と作って、そばにずっと居させる事も出来たんですねー。
貧しい家庭の私生児として生まれて、娼婦のような生活を送っていたジャンヌが社交界の階段を駆け上がっていったのは、類まれな美貌と知性で貴族の男達を虜にしたかららしい。
すごいな!
努力をしたんだ、、
結局、ルイ15世が亡くなる直前までそばにいて愛されていたのだから、マリ-アントワネットという可愛い奥さんと国王が結婚しようが、幸せだったのでしょう。
この時代の常識や生き方、考え方は理解出来ないし、想像して、「そういう事だったんだ」という事実だけを受け止めるしかない。
映画を見ながら、ちょっとした不満を感じたのは、主役のジャンヌ役の方の立ち振る舞いやら、ちょっとした仕草に凛としたモノが感じられなかったこと!
この映画の監督でもあるジャンヌ役のマイウェンは、ステキな女優さんだけれどねぇ、
お辞儀、笑顔を国王に向ける時、、
私の「公式の愛人」に期待するものとは、違っていただけなんだけれどね。。
マリ-.アントワネットとの関係は、それは複雑に決まっているよねー
マリ-.アントワネットは、ジャンヌを完全無視。
でもある日、一言話しかけるのが有名らしい。
「たいそうな人出ですこと、ヴェルサイユは」
社交辞令でかけた言葉、、
この時のマリ-.アントワネットの心の動きなどは描かれていなかったけれど、察するに余りある。
今の常識で考えても理解出来ないと分かっていても、ジャンヌも、マリ-.アントワネットも、、
大変な人生だねー!