Mrs.エステティシャン花音です。
男性の更年期についてしばしば雑誌やテレビなどのメディアで目にすることが多くなってきました。
40代を超えると、だるい、気分の落ち込み、寝つけない、肩こりがひどい、頭痛やめまいに襲われるなど、さまざまな体調の変化が現れることがあります。加齢に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の低下、男性の場合は男性ホルモン(テストステロン)の低下が原因です。
発症するのは40代後半ごろからで、最も多いのは50~60代と言われています。
70~80代で症状を訴える方もいるのだとか。
女性の更年期障害は一般的ですが、男性にも、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)とよばれる更年期障害があります。
私にも主人にも更年期はしっかりありました。
私の更年期は、アラフォーあたりから事前に周りの方の経験を伺ったり実際に歳上の知人や職場の先輩などの更年期の症状を目の当たりに見て自分自身にもいつかは来ることを覚悟していました。
職場の方々や家族には、もし私がイライラしていたり普段と違う様子があったら更年期来たー!と思って大目に見てねとお願いしておきました 笑
閉経前後には命に関わる病気ではなかったけれど病院通いの日々。
私の更年期障害の症状は、めまいとホットフラッシュから始まり、手根管群症候を経てばね指を2年ほど患い、その間肋骨骨折を2回、急性ドライアイや唾液腺異常、ストレスによる胃潰瘍、神経痛など。
それでもそれらの症状は軽く済み、早めの更年期卒業を果たせたのはプラセンタの恩恵によるものだと思います。
ある日憑き物が落ちる様にばね指が治った事がきっかけでエステティシャンになろうと発心し現在にいたります。
私の更年期が緩和したころ、あんなに優しかった主人が怒りっぽくなったり、無気力になったり、
塞ぎ込んだり、目まぐるしく変化する主人に何が何だか理由が分からず喧嘩を繰り返した時期がありました。
性別更年期の症状
画像はお借りしました
男性更年期とは、40歳前後~60代前半の男性において、加齢や心身の過度のストレスなどが原因となって、さまざまなテストステロン(男性ホルモン)欠乏症状が生じる現象です。
うつ様症状、イライラ、倦怠感、頭痛、肩こり、動悸、息切れ、顔のほてり、手足のしびれ、などのさまざまな症状があらわれます。
中高年に発症する様々な身体的・精神的不調を指します。
加齢とともに男性ホルモンの産生が低下していきますが、緩やかに低下する場合は、身体もそれに順応していくため、激しい不調は感じられません。
しかし、急激に低下した場合にはホルモンバランスの乱れに身体がとまどい、様々な不調が出現します。男性ホルモンの急激な低下が男性更年期障害を引き起こします。
今、振り返れば主人もまさに男性更年期でした。
その当時、家庭内の揉め事が勃発。
今は亡き母の骨折入院や白内障手術、心房細動による循環器病院の入退院の繰り返しがあり、主人の変化にただ戸惑いながらも母のことにつきっきりで思う様に寄り添ってあげられませんでした。
主人も自分の体の変化に心がついて行かずジレンマを感じていたのかも知れません。
17年前、再婚した時に交わした約束。
わが家の家訓とも言えることは、どんな理由で喧嘩をしても必ず翌日の朝はどちらが先でも見送りをすること。
一歩外に出たら何があるかわからないですし、元気で帰って来ることをあたり前に思わず無事を祈る心で見送りましょうと決めて今でも欠かしません。
陰陽でいえば、私が陽で主人が陰ですからバランスが取れてると言えばそうなんですが、事実は小説より奇なり 笑
歳を重ねるにしたがい素材は頑固で作りあげられていく主人 笑
童話のイソップ物語「北風と太陽」の様に、その頑固なコート脱がしてあげようと心の中で闘志を燃やす日々。
もちろん私もゆとりのある時だけですが・・・
お互い生身の人間。
体も心も変化するのは当たり前で、主人も更年期から加齢黄斑変性や白内障手術、副鼻腔炎、心房細動、前立腺肥大と過敏性腸炎と病院通いの連続でした。
歳を重ねるに付け増えたものと言えば白髪と歳と診察券💦
最近の主人は耳も遠くなりつつありますので、滑舌の悪い妻と耳の遠い主人との会話がちっとも噛み合わない💧
笑い事ではありません切実です 笑
明けない夜はない様に、悪いことがあれば良いこともあります。
とりあえず笑いましょう⤴︎
万事塞翁が馬、ゆるりと余生を楽しみたいものです。