昨年12月半ばに日商簿記3級の試験が終わって、

 

そこから本格的に身軽となって約2ヶ月。

 

今回、本当に運と縁とタイミングだけで採用を奇跡的に頂けて再来週から久しぶりに社会人復帰をする事になりましたが(←続くかは分かりませんがタラー)、

 

 

いや~

 

なんか

 

50歳の壁が厚かったな~アセアセ

 

と。

 

50歳ジャストというよりもアラフィフに足を入れた辺りから派遣でもめっきり雲行きが怪しくなるのを感じて、

 

いよいよ50歳となった今、転職戦線に於いては本当に凄まじい強風(風速50m/s)を感じました。

 

もう、あと5年後なんか風速70m/s超えで一瞬にして木っ端みじんになるんじゃないかと。

 

・・・想像するだけで恐ろしいタラー

 

 

自分が無職の時って、やっぱりどこか心が弱くなって仲間を探してしまいがち。

 

そんな私も例に漏れず

 

同世代の求職中の方のブログに立ち寄り「自分だけじゃないんだ」という安心感に包まれ、ほんのひと時ながらでも心が解放されるという大変有難い機会を何度も頂いておりました。

 

やはり同世代の方のブログを拝見していると、20代や30代の頃のようにサクサク次が決まっているケースは少ない印象を受けました。

 

そりゃそうですよね、

 

日本て年齢で切ってきますから。

 

転職サイトのdodaなんて本当にケンモホロロでした。

 

特に私の場合、派遣での転職歴が凄すぎて紙でプリントアウトしたらちょっとした巻物になるんじゃないかくらいあります。

 

そこについては私自身に非がある事は分かりますが、

 

それでも約30年前、社会に放り出された瞬間から就職氷河期の凍てつく世の中をもがきながら必死に今日まで生きてきたんだよ!!

 

と言ってやりたくもなりました。

 

じゃあ、50歳まで1社のみ、正社員で勤めあげた人は転職楽勝なのかというと、

 

そういう楽勝な方はたぶんほんの一部で多くの50歳の方はやっぱり転職で苦戦されるんじゃないかなと思います。

 

以前も書かせて頂きましたが、私が26歳の時からの知り合いで何年か前に50歳で某超有名大手企業を高校卒業後(←今となっては有名大学出ていないと入れない)から32年間勤めあげて早期退職した方がいるのですが、

 

その方は結局、1年間仕事を探したけれど見つからず諦めて運送系の仕事(←もともと車の運転が好きなので向いていると思います)を自営でやる事になって今に至っています。

 

大手にいた頃に比べると年収半減(大手では多い時は1,000万円以上貰っていました)、仕事は早朝から夜までとかなり労働時間も増えたそうです。

 

あと、もうひと方、ここ何年か連絡を取っていませんが、

 

その方は元銀行マンで、まあまあ転職を繰り返して来られた方。

 

銀行にいた頃に企業の立ち上げサポート的なスキルを得とくしていたので、40代くらいまでは立ち上げ要員として中小企業に比較的早く転職されておられてましたが、

 

やはり50歳くらいで転職に限界を感じたのか、そのタイミングで自営(企業サポートがメイン)として独立をされていました。

 

上記2名の方は結婚されていてお子さんもおられるので、私のように自分の食い扶持だけどうにかできればいい訳ではないので、50歳になると色々大変なんだなと当時まだ40代になったばかりの私は頑張っておられる二方を見ながら感じていました。

 

そんな自分も気が付けば50。

 

社会の風当りが冷たいのはこういうことだったのね。

 

と当時の二方が独立の選択をするしかなかった状況を今改めて心から納得・共感の境地に入らせて頂いている状況です。

 

 

今の日本の平均年齢は約49歳(他国だと、フィリピン約26歳、インド約28歳、ベトナム約32歳、中国約39歳)。

 

日本はアラフィフ祭りなんですよ祭花火

 

 

もうですね、

 

各企業共に20代、30代ばかり採用しようとしてますが(若い人の人口どんどん減っているのに)、

 

アラフィフを邪険にしちゃいけないんですよ、ていうか邪険にするとヤバいんですよ。

 

50歳になると職が見つからなくなって自営に走る、または給料激減な仕事やブラックとかにしかありつけない状況がオカシイんですよ。

 

そりゃ若い方が吸収力もあるし、安い賃金で雇えるメリットはあると思います。

 

けど50歳は50歳なりに蓄積された知識や能力を持っている方もいる。

 

そんな方々が50歳という壁のせいで第一線から退かなくてはいけなくなることって今後の日本にとってどうなんだろうって思ったりします。

 

 

海外での転職戦線では年齢を履歴書に書かなくて良いシステム、

 

ひょっとするとそれはそれで裏では大変な部分もあるかも知れませんが、

 

一部の企業で良いので日本でも取り入れて欲しいなと思います。

 

もし、日本でもそういう企業が出てきたら、50歳を過ぎていてもチャンスを貰える人が結構出てくるんじゃないかなと思います。

 

ほんと、

 



日本て転職戦線異状ありですよね。