ここ最近話題の映画ということで最初はニュースで知って、

そのあと

YouTubeでお笑い芸人のクワバタオハラのくわばたりえさんが自分の子供3人にどうしても観せたくて映画館に連れて行ったと言っていて、

更にこちらのブログに立ち寄ってくださる空さんも観られたとアップされていて、

これは


本日「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を観に行ってきました。


ネタバレしないようにざっくりといくと、第二次世界大戦末期のことがベースになっていて、

現代を生きる主人公の百合さん目線でストーリーが進んでいくんですが、


もし、

第二次世界大戦時代の方たちが今の時代にやって来て

街で呑気に

「ウェーイ!!」

とか騒いでたり、

マッチングアプリで出会って(真剣な方も一部おられると思いますが)次々に色んな異性とデートして、

ちょっと良いなと思ったら軽いノリでチョメチョメ(←表現古い)してる人々の姿を見たら間違いなく卒倒するだろうなと。


誰もが望まずして明日をも知れぬ自分の死と背中合わせに生きなくてはいけなかった第二次世界大戦時代。

言葉、行動ひとつひとつに重みを感じました。

それに比べて

今の時代はなんだか全てが軽くなっちゃったな。

と思わずにはいられませんでした。


クワバタオハラのくわばたりえさんの子供たちですが、

一緒に観た子供3人中、一番下のお子さん(小学校低学年!?)は戦争というテーマの内容を怖く感じたそうで、

真ん中と一番上のお兄ちゃんは上映中泣いていたそう。

家に帰ってきてから、夜寝たはずの一番上のお兄ちゃん(中学生)は昼間観た映画に衝撃を受けて、色々考えてしまって寝られなくなったからと下に下りてきて、

くわばたりえさんと映画の内容について話し合ったとの事でした(息子さんは一生忘れない映画だったと言ってたそう)。

くわばたりえさんとしては、自分の子供たちに戦争という事に関してそれぞれ考えるきっかけになって欲しいという思いがあったようで、

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を子供たちに観せて良かったと言っていました。

今回観た映画は、戦争と言ってもグロテスクな部分は殆どなかったのと、女子高校生の目線で展開していくので、等身大の学生さんとかにはすごく理解しやすく感情移入できるんじゃないかなと思いました。

映画館内は女性のお客さんが多くて自分も含め皆泣いていてシクシク・ズルズル音がかなり響いていました。


余談で

第二次世界大戦の映画といえば、

個人的に「永遠の0」もすごく胸に沁みた中のひとつです。

映画も良かったですが、

小説の方が映画の決まった時間で収まり切れない内容も入っていてもっと濃かったなと思います。


ここ最近また世界各地で戦争が起きたりしているので、

くわばたりえさんのように、平和な未来のためにもチビッ子や子供たち(意識低い大人も)に戦争とは何かを考える機会やきっかけを作ることも大事だなと思いました。


好きな物を食べ、

好きなことを言って、

会いたい人に会える。


それだけで感謝です。