こんにちは![]()
今年は雨の日が多いですね![]()
お子さんを預かる仕事をしていますが、
湿度が高く、気温差があるためか、
お子さんたちの体調不良が相次いでいます。
インフルエンザの流行も例年より早いですね。
皆さまどうぞご自愛ください![]()
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ひとり暮らしをしている子どもから、
急な連絡が入ったのは、ある夏の日でした。
親知らずが傷み、歯医者に行ったら、
治療が難しい状況だと説明をうけ、
その上、インプラントの話が出て、
治療をすれば多額の費用がかかる。
どうしたらいいか?という内容でした。
仕事が忙しく、土曜日しか受診できないけれど
かなり腫れて痛みが続いているようでした![]()
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夫と相談して、お互いのかかりつけの歯医者に
相談しました。
その結果、私が30年以上通い続けている
先生が、土曜日の最後の時間の枠で診てくれる
ことになり、
5日後の土曜日に、歯医者のある最寄り駅で
待ち合わせることになりました。
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子どもとふたりきりで、長い時間を過ごした
のは、もう何年も前のことです。
だから、子どもと会うことが決まった瞬間、
『これこそ、子どもにあやまるために
与えられた機会ではないか…』と、感じました
ところが、この機会を待ち望みながら
学んできたのに、いざとなると怖くなりました
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それでも、学んでいるときに、
『大事な人に伝えたいことがあるなら、
ちゃんと伝えた方がいい。
それも、死ぬ間際ではなく、
もう一度やり直せる時間が残っているうちに、
勇気を出して伝えなさい』
と、言われた言葉がずっと心に残っていたので
この機会を逃したら、今度はいつになるか
分からない。
勇気を出して伝える
と決めました。
とは言え、当日まで、緊張で寝不足でした
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私はもし、子どもにあやまる時がきたら
ここに気をつけよう…と決めていたことが
ありました。
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それは、
・長々と語らないこと
・言い訳しないこと
・子どもにゆるしを求めないこと
・沈黙や無視を受け入れること![]()
ここを何度も確認して、真っすぐに伝えて、
コントロールしないことを、自分と約束
しました。
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そしてやってきた当日、
駅の改札を出た所にある、ベンチに座って
待っていたら、すーと、子どもが目の前に
立ちました。
私が自然と笑顔になって、子どもの名前を
呼んだら、子どもは、少しはにかんだ表情に
なりました。
『こういう表情を見せてくれたのは
何年振りだろう…』
そう思って、胸がギュッとなりました。
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日差しの照りつける中を、15分ほど歩いて
歯医者に到着しました。
レントゲンを撮り、歯の状況を確認してから、
親知らずを抜く処置をしたのですが、
やはり、難しい状態だったのか、全てが終わる
まで、3時間ほどかかりました。
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先生には、本当に感謝しかありません![]()
待っている間に、外は暗くなり、
途中から雷が鳴り始め、雨が激しく降り出し
ました![]()
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子どもは、麻酔を多く使ったのと、
長時間の治療で、少しふらついていたので、
帰りは駅までタクシーを使いました。
無事に治療が終わって安心したのか、
タクシーに乗っている間、いろいろな話を
しました。
駅に着くと、電車が大幅に遅れ、
各駅停車のみの運行となっており、
子どもの帰る方向の電車は20分ほど
遅れているとアナウンスが入りました。
私は子どもに、歯が痛くても食べられる
ように作ってきた食事の入った手提げ袋を
渡しながら、
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「お母さんは、○○の辛い気持ちを分かって
あげられずに、たくさん悲しい思いをさせて
しまったことを反省してる。
そのことを、ちゃんとあやまりたかった。
ごめんね…」と言いました。
子どもは、手渡した袋を受け取り、
顔を改札口の方に向けながら
「ああ…」と短く返事をして、
中に入って行きました![]()
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ホームに向かう階段を降りていく子どもの
後姿を見送ってから、私も反対のホームに
降りると、すぐに電車が入ってきました。
子どもが電車に乗る所を見届けてから帰ろうと
思い、私はそこから3本の電車を見送り、
携帯をいじりながら電車を待っている
子どものことを、
ストーカーのように、柱の陰から見て
いました(笑)
30分ほどして、子どもの帰る方向の電車が
来ました![]()
各駅停車・・
まるで、これから先の子どもの人生のようだと
思いました。
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先は長い…これからゆっくりと、
ひとつずつ歩んで行くんだね…
遠ざかっていく電車を見送りながら、
『がんばれ…』とつぶやきました![]()
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一方…
子どもを見送っている間に、今度は私が帰る
方向の電車が遅延し始めて、一向に来る様子
がありません。
『家に着くまでに、時間がかかるかな‥』
と思っていたら、
特急電車がホームに滑り込んで来ました。
私の降りる駅まで、ほぼ停車することなく走る
特急電車が、このタイミングでやって来きた
ことに驚きました。
若干の別料金がかかるけれど、
この状況では、それでもありがたかったです。
停車駅が少ないため、乗客が数名の車内に
座ると、一気に力が抜けました。
相変わらず、強く雨が降り続いている
外の景色を眺めながら、
この日が来るまで長かった。
ちゃんとあやまれてよかった…
心の底からホッとしました。
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私が子どもにあやまるためには、
やらなければならないことが、
山ほどありました。
私が目指したこと、得たかったのは、
自分が納得できる、親としての心のあり方
を身につけることでした。
それには、
自分を責めることや、罪悪感から逃れるために
子どもに、ゆるしてもらおうとすることや、
誰かのせいにして、自分の行いや、あやまちの
責任を取ろうとしない在り方を、やめたかった
のです。
そのためには、どうしたらいいのか
分からないなりに、
長い時間をかけて学び続けながら、
一歩ずつ前に進んで行きました。
私は、どうしても答えが欲しかったし、
変わりたかったのです。
その過程で、
自分の事が大嫌いだったけれど、
諦めることなく、コツコツと積み重ねるように
生きて、
日々努力をする自分を、少しずつ好きに
なりました![]()
だんだん、自分のことも、人のことも
責めなくなりました。
思い込みが緩まり、コントロールすること
より、
相手を尊重する方が、風通しの良い関係になる
ことに気づきました![]()
もちろん、ネガティブな気持ちになることも
あるけれど、それも当たり前ですから、
深刻にならなくなりました。
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いつか子どもに、あやまりたいから、
親としてどんなあり方でいたいか…
その答えを見つけるための道のりこそが
結果として、傷ついた心を癒し、成長させて
くれたと思います。
あやまったことで、これまでの事が帳消しに
なったとは思っていません。
でも、これまでがあったからこそ、今の私が
いるのだから、大事な経験でした。
全ての経験とともに、子どもと新たな関係を
築き直していくために、
これからも自分の軸や、あり方がズレない
ようにしていきたいと思っています。
これまでの、がむしゃらな自分も好きだけど![]()
だいぶ心が軽くなったので、のんびりやって
行こうと思います![]()
お読み頂きありがとうございました。
全ての出会いに感謝を込めて…コトン![]()