念願だった北海道のトマムに行くことになった!星野リゾートに行きたいけど、オールインクルーシブのクラブメッドも気になる!いったいどのホテルがいいの??
と思って調べてみたけど、比較検討したサイトがあまりない!? ということがわかったので、トマムザ・タワーとクラブメッドに実際泊まって検証してみました!今回は2024夏のグリーンシーズンでの比較です。
(写真は公式HPから引用)
それぞれのおすすめポイントはこちら
星野リゾート トマム ザ・タワー
・他の2つに比べて宿泊費が安い
・ファームエリアが近く、アクティビティの予約がしやすい
星野リゾート リゾナーレトマム
・ジェットバスとサウナが各部屋についた全室スイートルーム
・雲海に行くためのゴンドラに優先して乗ることができる
クラブメッド 北海道トマム
・ミナミナビーチと木林の湯がホテルの目の前
・ホテル内のアクティビティや食事代、アルコール含むドリンクも全て宿泊費に含まれる。
何を重視するかによって選択肢が変わってきますね。
他にも詳しく比較していきます!
無料カフェ比較
星野リゾートとクラブメッドでは、それぞれ宿泊者のみ利用できるカフェがあります。
星野リゾート宿泊者のみ利用可能なカフェ
Lounge yukkuyukku(ユックユック)
牛乳やコーヒーなどのソフトドリンク、ワインなどのアルコールが出されることもあります。
泊まったときはフードはありませんでした。あまり子供たちが走り回ってるようなことはなく、落ち着いた雰囲気の場所でのんびりとした時間を過ごすことができます。
リゾナーレトマム宿泊者のみ利用可能なブックス&カフェ (Books&Cafe)もあります。ここでもコーヒーなどが無料で飲めます。
クラブメッド宿泊者のみ利用可能なカフェ
階段があるところは、小さいお子さんが注文するためのバーカウンターです。
ここでは以下のような豊富なドリンクが自由に飲めます。こんな感じのカクテルを作ってほしい、とオーダーすればここにないカクテルやモクテル(ノンアルコールカクテル)を作ってもらうこともできます。
子供たちはかき氷やミルクシェイクに大喜び!
また、パン、ホットサンド、チーズ、ケーキ、フルーツなど、常に軽食やおつまみが提供されています。
昼は卓球などが置かれて子供たちの遊び場になり、夜はクラブと化し、シャンパンタワーやダンスで盛り上がっているので、常にワイワイガヤガヤしてます。
アクティビティの比較
星野リゾートでは動物とのふれあい、カートでの牧場巡り、デイキャンプなど、トマムザタワーすぐ前のファームエリアで家族向けの北海道らしい体験がたくさんできます。人数制限もあるので、予約できるものは事前予約しておくと安心です。乗馬は人気で当日しか予約できないので、要注意!予約開始時間までに並びましょう。
ファームエリアには牧草ベッドやハンモックがいろんなところにあるので、ぜひ探してみてください。
クラブメッドのアクティビティはヨガ、アーチェリー、マウンテンバイク、テニスなど。家族や友達だけで、というより、アクティビティに参加したみんなで楽しむ、という要素が強いのも特徴です。テニスはレッスンや試合がほぼ毎日開かれているので、テニス好きは参加必須です。もちろん、初めての人のためのレッスンもありますし、道具は全て無料でレンタル可能です。なお、車で移動するラフティングやゴルフ、富良野観光などは追加料金がかかります。
クラブメッドの特徴として、幼稚園のように子供をGO(スタッフ)に預けて、大人だけで別のアクティビティに参加することが可能です。子供たちはその間GOや他の年の近い子たちと一緒に空中ブランコやバレーボールなどをして楽しみます。英語メインなので、ちょっとしたインターナショナルスクール体験ができますよ。
客室の比較
星野リゾート トマム ザ・タワー
・竣工1987年
・24平米~
星野リゾート リゾナーレトマム
・竣工1992年
・100平米~
クラブメッド 北海道トマム
・竣工2017年
・38平米~
星野リゾートは築年数がかなり経っており、リノベーションされているものの客室は古さが目立ちます。エレベーターがなかなか来なくて行列になることも。でも高層階からのトマムの眺めは圧巻です!
クラブメッドは比較的新しくてきれいですが、客室からロビーまで距離があり、室内を長く歩くことになります。なお、フィットネスジムがあるのはクラブメッドのみで、星野リゾートにはありません。
アメニティはどちらも最小限で、ロビーにあるものを持っていくか、フロントに連絡すれば持ってきてもらえます。
食事の比較
星野リゾートにはたくさんのレストランがあります。タワー宿泊の場合、宿泊費に含まれる朝食も3ヶ所のレストランから選べます。残念ながら予約はできないので、混雑時はなかなか入れないこともあります。
早朝雲海を見に行った後に朝食をとるなら、ビュッフェダイニングhal-ハルが近くておすすめ。
たっぷりのクリームの朝の定番「フレンチトースト」や甘だれに漬け込んだサーモンの上にイクラを乗せた「サーモンといくらの親子丼」は絶品です。
人気のレストランは予約したり、並んだりする必要がありますが、どのレストランも手が込んでいて、北海道らしさがあり、とても美味しいです!その日の気分で食べる場所を選べるのは星野リゾートならではで良いですね。
一方で、クラブメッドは基本的には朝昼夕全て同じメインダイニングで食事をします。料金はすべて宿泊費に含まれているので、お金の心配はありません。和洋中さまざまな料理が毎日日替わりで提供されるので、長期間の滞在でも飽きることはありません。また、会場はとても広いので並ぶことはほとんどありません。このほか、事前予約制の焼肉レストランもあります。
その他の比較
ほかにも、トマムで過ごすなかで気になったポイントをいくつか挙げてみます。
花火
トマムでは夏限定で花火が打ち上がります。星野リゾートからもクラブメッドからも花火を見ることはできますが、トマムザタワーの裏山から花火が上がるため、クラブメッドよりもトマムザタワーやリゾナーレトマムの近くからの方が迫力ある花火が見られるでしょう。
水の教会
一般には20時30分から21時30分の夜の1時間しか見学することができない安藤忠雄の三大教会の一つ、水の教会。とても神秘的な建築物です。
トマムザタワーからは歩いても行けますが、クラブメッドの場合はシャトルバスで行くのが良いでしょう。
雲海
グリーンシーズンにトマムに行くなら、早起きしてゴンドラに乗り、雲海を見に行きたいですよね。
クラブメッドならば歩いてゴンドラ入口まで行くことができるので、シャトルバスにのるための行列に並ぶ必要はありません。ただ、宿泊費に含まれるのはゴンドラ1回分のみなので注意が必要です。星野リゾート宿泊者は滞在中何回でも追加料金なしにゴンドラを利用できますが、ゴンドラ乗り場までは距離があるので、シャトルバスを使うのが良いでしょう。15分はかかりますが、歩くこともできなくはないです。
ミナミナビーチと木林の湯
こちらについては、星野リゾート宿泊者も、クラブメッド宿泊者も滞在中何度でも無料で利用することができます。星野リゾート宿泊者はシャトルバスを使う必要がありますが、クラブメッド宿泊者は歩いてすぐなので非常に便利です。
また、会社員などでリロクラブ会員証を持っている方は浮き輪のレンタル(1日1,600円)が無料になります。
木林の湯は13時からですので、朝風呂には入れません。夕方の混雑時は待ち時間が発生することも多いです。サウナと水風呂もあります。また星野リゾートの大浴場によくある暗闇の中のお風呂も、小さいですがありますよ。
客層の比較
星野リゾートは日本人が多く、クラブメッドはウェーイなパリピが多いのかと思ってましたが、そんなことはありませんでした。客層はどちらもそんなに変わらず、お子さんを連れたファミリーが多いです。
統計をとったわけではないですが、私が行ったときはどちらも、インバウンド効果か、日本人40%、中国人30%、韓国人その他30%、という印象でした。公用語が英語のクラブメッドのほうが欧米人がやや多いかも?
というわけで、個人的にこんな方にはこっちがおすすめ、というのを挙げてみます
星野リゾート トマム ザ・タワー
・星野リゾートの穏やかな雰囲気が好き
・同行者とだけで楽しい時間を過ごしたい
・食事はビュッフェだけでなく、北海道ならではのさまざまな食事を自分で選びたい
・日中はファームエリアをメインに過ごしたい
星野リゾート リゾナーレトマム
・星野リゾートの穏やかな雰囲気が好き
・スタッフには日本ならではのおもてなしを期待したい
・頻繁に移動せず、広い部屋の中でのんびりゆっくりと過ごしたい
・高層階の景色を見ながら食事を楽しみたい (高層階のレストランはリゾナーレにあります)
クラブメッド 北海道トマム
・クラブメッドのワイワイした雰囲気が好き
・英語に苦手意識がない (日本語話せるGOも多いので英語できなくても問題はないです)
・日中はミナミナビーチをメインに過ごしたい
・追加料金を気にせず飲み食いしたい
・お酒や運動が好き
色々比較しましたが、星野リゾートとクラブメッドの間はシャトルバスが頻繁に行き来してますから、星野リゾートに泊まってビジター料金を払ってクラブメッドの食事やアクティビティを利用してもいいですし、逆にクラブメッドに泊まっても星野リゾートの施設はほとんど利用できますので、どちらも楽しむと良いかもしれませんね!