
洪です。
秋が来て、季節の移ろいを感じると、自然と口ずさんでしまう歌があります。
韓国のロックバンド、YBのボーカル、
윤도현(ユン・ドヒョン)が歌う『가을 우체국 앞에서 (秋の郵便局の前で)』。
舞い落ちるイチョウの葉、待ち合わせの郵便局、そして静かに流れる時間——。
『賢い医師生活』でも愛された、切なくもあたたかい秋の名曲です。
サビの部分の歌詞をご紹介します。
세상에 아름다운 것들이 얼마나 오래 남을까
(世界に美しいものが どれだけ長く残るのだろうか)
한여름 소나기 쏟아져도 굳세게 버틴 꽃들과
(真夏の夕立が降り注いでも 力強く耐えた花々と)
지난 겨울 눈보라에도 우뚝 서있는 나무들 같이
(過ぎ去った冬の吹雪にも そびえ立つ木々のように)
하늘 아래 모든 것이 저 홀로 설 수 있을까
(空の下 すべてのものが ひとりきりで立つことができるのだろうか)
今日はサビの冒頭に出てくる「세상」という単語で、
いろいろな語彙・表現を学んでみましょう。
「세상(世上)」は、辞書に書かれている
「世の中、世間、世界」という意味にとどまらず、
感情の強調や慣用句、日常の独り言にまで幅広く使われる魅力的なことばです。
⒈ 感情のスケールを広げる「強調表現」としての세상
● ‘세상에~!’ / ‘세상에나..’:あらまあ、信じられない、まさか(驚き、感動、呆れ)
● ‘세상에서 제일~ / 가장 ~’:世界で一番〜 〈例文〉세상에서 가장 좋아!(世界で一番好き!)
● 세상 편하다 / 세상 억울하다:この上なく楽だ / これ以上ないほど悔しい (形容詞の前に置いて「ものすごく」、「この世で一番」と強調する口語表現)
⒉ 「세상」を使った慣用句・ことわざ
● 세상 물정을 모르다:世間知らずだ、世の中の事情に疎い
● 세상을 떠나다:他界する、世を去る(「죽다=死ぬ」の婉曲表現)
好きな曲の歌詞から言葉のニュアンスを広げていくと、新たな韓国語の「세상」が広がるかもしれませんね♪
https://youtu.be/mhooCdRgMGk?si=ksyECRzNOXsnxHmY (유도현 ver.)
https://youtu.be/cCyJNklLauw?si=xhao_JcDUBHTBjem (『賢い医師生活 OST』김대명 ver.)