NEWいつもご覧いただきありがとうございます。

 


お子さんの 2学期の通知表を見て

 

「もっと良いと思っていたのに…もやもや

 

なんて感じているお家の方も

 

いらっしゃるかもしれません。

 

 

結論から言うと、

 

お家の方の通知表の読み方次第で

 

お子さんを伸ばせますビックリマーク

 

 

 

 

星 通知表の正しい読み方

小学生の通知表の評価方法

昔:相対評価

今:絶対評価(2002年4月より)

 

絶対評価とは、クラスの中での相対的な位置づけとは関係なく、

 

児童 1人ひとりの学習状況を、

 

達成度 A、B、C などの 3段階で評価します。

 

 

評価表現例
※お住いの教育委員会、小学校により表現方法は様々です。

上記の評価は原則、各教科を4つの基準を元に行います。

通知表に記載される「学習のめあて」や「評価観点」などの項目の内容は、

お住まいの教育委員会、学年や学校により項目数に違いがあります。


例えばある学校の 1年生の国語では 6項目、6年生では 5項目などで評価されますが、

基本は次の 4つの評価基準を元に評価項目「学習のめあて」が決められています。

 

1 意欲、関心、態度

2 思考、判断

3 技能、表現

4 知識、理解


テストの点は良いけれど授業態度が悪かったり、

 

つまらなそうに授業を聞いていたり、

 

宿題を忘れると、

 

テストがオール 100点でも A や ◎ など

 

最高評価がとれないことが多々あります。

 

 

 

逆に、クラスに塾に通う児童が多く、

 

通塾している児童の多くは 100点で自分の子だけ 80点でも、

 

日頃から熱心に授業を聞き、発表を行うなど積極的に授業に参加し、

 

一生懸命考えたり宿題を忘れずに提出していると、

 

意欲や関心、態度の評価が高いため A や ◎ をもらえることもあります。

 

 

 

塾などに通ってテストで高得点をとると、

 

良い成績になりやすい相対評価と違い、


頑張れば良い評価がつきやすい絶対評価の方が、

 

お子さんのやる気が成績に反映されやすく、

 

お子さんが自分の評価を受け止めやすいのが特徴です。


また、能力を向上させるために

 

何が課題となるかを理解しやすいのも特徴。


さらに、評価する担任の先生や学校も 1人ひとりに合う指導を

 

しやすくなるというメリットがあります。

 

 

 


星 通知表軽視は危険!

中学校では、さらに達成度の評価が細分化し、5段階で評価されます。

 

しかし、原則小学生と同じ 4つの評価基準で評価されることに変わりはなく、

 

小学生(小学生の内申は 6年生 1・2学期)と違って

 

中学生は中学 1年生からの 3年間の通知表のトータルが、

 

高校受験の内申点になります。


そのため、保護者が小学生の通知表の評価を軽視すると、

 

お子さんの将来の進路に大きな影響を与える可能性があります。

 

塾の成績は良いけど、通知表の評価が悪いお子さんは特に注意してください!

 

中学以降、授業態度や提出物の提出状況が悪く、

 

学力に見合った内申点がとれないために、

 

希望の高校を受験できない可能性もあります

 

 

 

小学生の通知表で文部科学省が知識や思考力と同様に

 

重要と考えている「意欲、関心、態度」とは、

 

お子さんの自主的な態度や姿勢の部分です。

 

小学校の通知表は児童の内面や将来までしっかりと見据えて、

 

本当の意味で児童がその学習課題をクリアできているか?

 

評価をしています。

 

 

 


星 でも知りたい、うちの子の立ち位置

絶対評価は児童の意欲アップに効果の高い評価基準ですが、

 

お家の方であれば「結局、うちの子できるの?できないの?」と、

 

周囲と比べてどの位置なのか、知りたくなります。

 


実は、小学生の通知表のある部分に、

 

クラスの中での相対的な位置づけが記載されています。

 

ずばり!

 

所見(諸事項)の欄

 

つまり先生からのコメントの部分に記載されます

 

 


星 小学校の通知表は、本当に公平?

「お子さんに聞いたら、授業態度も特に注意されない。

 

授業参観でも積極的だったし、テストの点数も良いのに、

 

どうして A じゃないの?」と、

 

通知表の結果に疑問を持つこともあります。

 

 

 

全国の小学校の先生全員が、

 

公平で納得のいく評価をするのは不可能です。

 

やはり心証は大切。先生だって教育者ですが 1人の人間です。

 

公平な評価に日々努力されていますが、

 

明確な評価基準があっても、

 

頑張っていることが分かり易い子は良い評価になりやすく、

 

アピールがうまくない子は評価が下がることもあります。


だからといって、先生を悪く言うのは本末転倒!

 

 


小学生は、「僕も(私も)こんな大人になりたい」と

 

周囲の大人に対して尊敬や信頼、

 

憧れの念を抱く経験を積み重ねることで、

 

自分の人間性をより高めることができ、

 

それが最終的に学習意欲にも繋がっていきます。

 

 

 


星 通知表に納得がいかない時

まず、お家の方の一言で、

 

お子さんの将来に悪影響を及ぼす可能性が

 

あることを知っておきましょう。

 

どうしても不公平な気がして納得いかない場合、個人面談などを利用して、

 

「子供を伸ばす上でどこが不十分だったのか通知表では把握できず、

 

学校での様子を教えて頂きたいのですが…」と聞いてみてください。

 


実力があるのにアピールが苦手で結果に繋がらなかった場合、

 

「コツコツ頑張るタイプなのですが、

 

周囲に共感されにくいようです」

 

「◯◯を目標にしているので、

 

家では○○を頑張っています」などと伝えると、

 

先生の心証は良くなります。

 

 

 


星 通知表を見てお子さんに話しをする場合

通知表で最も大切なのが「お家の方の話」。

 

これは、お家の方で事前に統一しておいてください。

 

 

例えばお母さんの話しとお父さんの話が

 

違っているとお子さんは「どっち?」となり

 

消化不良になります。

 

 

通知表をキッカケに子供が伸びる上矢印ポイントビックリマーク
マル 客観的に振り替えさせる
マル 自信を持たせる
マル 笑顔(スマイル)

 

 

客観的に振り替えさせるとははてなマーク

 

通知表を見たお家の方の話から

 

自分の課題が何かはてなマーク

 

良かったところは何かはてなマーク

 

気がつくとお子さんは伸びる上矢印

 

ということです。

 

 

通知表の A や ◎ の数の増減で

 

怒っていたり、イラついた表情で「頑張ったね」などと褒められても、

 

お子さんも良い感じはしません。

 

小学生には笑顔で接することがとても大切です。

 

 

つまり、第三者であるお家の方は

 

もやもやわが子の課題は何なのかはてなマーク

 

キラキラ良かったところは何なのかはてなマーク

 

を通知表 本 をよく読んで、

 

それぞれ、お子さん自身はどう感じているのかはてなマークを促すと

 

今の自分を客観的に受け入れやすくなります。

 

 

 


星 通知表の成績が悪い場合

「成績が悪いのに、笑顔で話せないムカムカ」と思うお家の方へ

 

誰でも良いところは必ずあります。


例えば、国語や算数が C や △ のお子さんでも、

 

音楽や図工の表現力が A や ◎ だったり、

 

体育が A や ◎ だったり、

 

あるいは理科の「自然の観察・実験」に A や ◎ がついていたり…。


前の学期の評価が「◯」で、今回も〇という場合も、

 

褒めるポイントです。

 

また、先生のコメントにも、褒めるべき部分が記載されているはずです。

注意近年の傾向として先生のコメント欄には褒めるべき点しか記載されません。

 

成績が悪いと

 

「この子、自分が何を頑張ればいいのか分からないのかもはてなマーク」と感じて、

 

「漢字と計算を頑張れば…」などと具体的に言いたくなりますが、

 

それではお子さん自身で今の自分を分析する力が育ちません。

 


自分で気づいて「やろうビックリマーク」と思うからこそ、努力や結果に繋がっていきます!

 

お家の方はお子さんを信じて上手に課題点、良いところを気づかせて、

 

自己肯定感を高めるように促してください。

 

 

 


星 保護者からのコメント欄の書き方

お子さんが通知表を持ち帰ってきて、

 

一通り見た後に悩むもやもやのが

 

「保護者から」「家庭から」の

 

コメント欄の書き方メモだと思います。


何を書けばいいの?

 

 


担任の先生はお家の方に

 

「きちんとお子さんの状況を把握しようとしているか」

 

「学校と協力してお子さんをよりよく育てようとしているか」

 

「お子さんのことをもっと教えてほしい」

 

というご家庭の姿勢や態度を求めています。

 

 

次の 2点が担任の先生に伝われば十分です。

1 先生からのコメントをしっかり読みました

2 今後ともよろしくお願いします


先生からのコメントをきちんと読んだかは、

コメントをそのまま返せば伝わります。

(例)

先生 :「ご家庭でも学習の定着に力を入れてほしいです」

保護者:「復習や宿題に力を入れるように、家庭でも取り組みます」


小学生の通知表はお家の方へのテストです!

 

「良い保護者として児童をしっかりサポートできるかはてなマーク」が問われています。

 

 

 


星 成績が悪く、冷静になれないと思ったら…

「2学期、元気に通えて頑張ったね。」と笑顔で終わらして下さい。

 

通知表の成績が悪い子は、

 

お家の方に怒られることを気にして

 

内心ビクビクしています。

 

お家の方の笑顔が

 

お家の方にとってもお子さんにとっても

 

クールダウンになります。

 

 

 

お子さんを信じるとは「通知表の成績が良いから」

 

「◯時間勉強したから」などの理由ではありません。


本当にお子さんを信じているお家の方は、

 

「わが子は自分の意思で、前に進んでいける」と、

 

理由がなくても信じようと応援できることです。

 

小学生の通知表を通して

 

お子さんを伸ばせる機会を増やせるとマルです。

 


実はこの事実を認識していないと、

 

来年度(2017年4月~)から導入(予定)される

 

新学習指導要領に対応できません

 

科目も増えますビックリマーク

 

英語授業、プログラミング授業…

 

そして、前倒しで道徳は正式な評価対象科目の

 

特別教科に格上げされています。

 

 


でも、安心してください。

 

通知表の読み方を理解できているだけで、

 

お子さんの素養はご家庭で伸ばせます上矢印

 

 

きょうはここまで。

 

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