することも無く、外は雨だったのでチェスボードのところに座ってぼっーとしていました。
すると何人か、勝負しないかと声をかけてくれました。
最初は断っていたけれど、子供が前の席に座ってきたので勝負しました。
チェスなんてルール分かる程度だけど、久しぶりに頭を使って、しかも現地の人と交流できるなんてとてもいい機会を頂きました。
ひとりで旅をする利点はやはりこういうものですね。
心がポカポカと温かくなる。
とても楽しく、忘れられない思い出になりました。
ありがとう、フィンランドの少年。
その後も雨ですごく寒くなってきたので図書館1階のカフェでだらだら時間を潰しました。
最後のシナモンロール、あとケーキ。
最終日だし、贅沢しました。
シナモンロールはしっとりしていて甘さ控えめ、おいしかったです。
ケーキはベリーのムースがすごく素材の味がして、優しい感じでとてもすきになりました。
こんなに開けていて自由で誰でも来ることのできる空間、日本にはないのでフィンランドの人が羨ましいです。
日本にいるとひとりは孤独を意味するけど、
ここでは、ひとりが好きでもいいし、孤独にはならない。
こんな空間が日本にもあればな。
フィンランドにいると、自由でいられます。
日本へ、帰らないといけません。
さみしいなあと思っていたところ、
街中がすごくカラフルに。
なぜ?と思って調べると
フィンランドの人が自分たちのプライド、セクシャルマイノリティを守るための運動みたいです。
プライド・フェスティバルと呼ばれ夏の1週間、
街中が虹色に輝きます。
6.27~7.1だったようで、ちょうど、私がいた期間だったみたいです。
こんな運動、日本ではまず無いので、その意識の高さにびっくりしました。
こういう意識が幸せの秘訣なんでしょうか。
最後にとてもいいものを見れてよかったです。