「ワインのラベルに書いてある年代って何の年なんでしょうかはてなマークはてなマーク

 

それはワインの「ヴィンテージ」です。

 

「ヴィンテージ」って一般的には「年代物」という意味なんですが、ワインの場合には

ブドウを収穫した年ぶどうという定義があります。

 

2021年と書いてあれば、2021年に採れたブドウでワインが作られています。

 

これは日本酒も同じです。

 

なので、年代物という意味は特になく

ラベルに年が書いてあればそれが

ワインや日本酒のヴィンテージということになります。

 

「でも古いワインをヴィンテージワインて呼んだりしてませんか?」

 

はい、そう呼ぶ方も多いですあせる

 

前述したように「ヴィンテージワイン」は

年代が付いているワインを指しますが

もしヴィンテージワインと呼ばれるワインがあったら

それは主に熟成を経たワインの事を言っていると思います。

 

熟成の定義は特に無いのですが

一般的には5年〜10年以上経っているワインです。

 

「それって正に年代物...ですよね??」

 

はい。でもどんなワインでも熟成出来るわけではありません。

 

よくワインのプロが口にする「ワインは農産物にんじん」って言葉聞いたことありませんか?

 

綺麗なボトルシャンパンに入っているワインから

農産物とか農業ってあまりイメージが湧かないですよね。

 

ここで、これまた聞く「当たり年」が関係してきます。

 

当たり年は、何もワインに限ったことでなく

きゅうりや大根、お米おにぎりまでその年の天候によって豊作は当たり年

不作であればハズレ年だったりします。

 

ブドウも豊作であれば

その年はブドウが当たり年で

その年に作ったワインも当たり年

ということなんです。

 

当たり年のワインは

ブドウに力があるので(根拠についてはまた今度)

長期熟成が出来、長い時間を経て「ヴィンテージワイン」となります。

 

こういったワインを飲むこともワインの醍醐味ですラブラブ

 

綺麗に熟成出来ているワインを飲む機会があったらぜひ飲んでみてください。

これがなんとも素晴らしく

きっと虜ラブになってしまいます。。。

 

 

ではハズレ年のワインはダメなワインなんでしょうか?

そんなことは全然ありません。

 

自然の力で良く出来なかった年でも

農家の方々は少しでも良い農産物を作るために細かい努力をされています。

 

なのでハズレ年と言われていても品質が劣ることはありません。

ただ、ワインの場合、長期熟成は難しいと考えられています。

 

ヴィンテージのないワイン、というのもあります!

 

それは一体どういうワインなんでしょうか?

次回はこのお話をします!

 

☆ アメリカ🇺🇸に8年住んでいたワイン英語講師のワンポイントEnglish❣️

今日のピックアップフレーズは?

 

「ヴィンテージとは、葡萄の収穫年です」

*ヴィンテージはそのままVintage!

*収穫は Harvest (ハーベスト)です♪

これを文章にしてみましょう!

 

The vintage is the year that the grapes are harvested. 

 

ご質問はコメント欄にどうぞ♪

 

次回もお楽しみに😊