お昼から姉のホームへ行って来た
姉の部屋に入った途端、強烈な悪臭に襲われた
どうした?
何が有った?
ポータブルトイレをひっくり返したか?
公園の手入れされていない公衆トイレのような匂い
溜まった尿の匂いだ
姉は・・・どこ吹く風
この匂いを感じてないのか?
どうやら匂い消しの薬液を入れてなかったようだ
窓を開けて、ポータブルトイレに薬液を入れ、辺りに消臭剤を撒いた
それでも中々匂いが消えない
身体に匂いがつきそうだ・・・
「部屋中臭いよ」と言うも、姉は今一感じていないようだ
ふぅ~~~~~
これでテンションダダ下がり・・・
取り敢えず少し匂いが薄まった所で大好きなお菓子を出す
プチシュークリーム(10個位入ってる)も持って行ったのだが、放っておくと全部食べそうになったので取り上げて冷蔵庫へ入れた
きっと、今日中には無くなるな
それから色々話しているとそれなりに返答するのだが、時々おかしくなる事に気付いた
一番ショックだったのは、最初に腰越の家のプロパンの話をしたのだけど
その後違う話題に変え、暫くしてまた腰越の話をしたら・・・
「腰越って何だっけ?」
「腰越っていつ住んでたんだっけ?」って
もしもし・・・大丈夫ですかぁ~
一瞬だったけど、姉に何かが起こったみたいだ
その時の表情が真剣だったのを覚えてる
真剣に「腰越」のワードを思い出そうとしたみたいだった
仕方が無いねぇ~
覚悟はしてたけど・・・段々そう言う事が増えていくのだろうね
もしかして、まだら呆けって言うのかな?
昨日の事まではまだ覚えているようなので良かった
スマホが壊れてしまって、ホームの電話を借りて連絡してくるのだけど
やはり、ホームの電話は緊急時の連絡のみにして貰いたいので、
昨日のように、お小遣いやお菓子の為の電話は止めさせようと思った
で、連絡しないでも毎月2回は必ず来るから、心配しないで大丈夫だよと言ったんだけど
そしたら「お菓子沢山持ってきてよね」との返事だったよ
何だか妙な気分だよぉ~
その内ヘルパーさんが来たので帰って来た
やっぱり・・・姉は・・・そうなのかなぁ~?
兄貴もネットで検索したら“首下がり症”って病気らしい
早期診断早期治療が大切だって書いてあった
ちゃんと治療しないと、一生地面と対面していなければならなくなる
ちゃんと整形外科を受診するように言おうと思った
全く姉(今月末で79才)も兄(4月に76才になった)も・・・大丈夫かねぇ~
姉も兄もこんな状態じゃ、私はうっかり年取っていられないよ