幻奏喫茶アンシャンテ ネタバレあり攻略感想② | ♡大人女子(ヲタク)の気まぐれブログ♡

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前回の続きです。




ネタバレなし攻略感想→こちら
ネタバレあり攻略感想①→こちら

イル・ファド・デ・リエ
このルートもびっくり展開でした。
天界がめっちゃ科学が発展した国で、神さまがAI(人工知能)っていうね…
天使は神が作った神の命令が絶対の奴隷同然の存在で、感情を持った天使は堕天するという仕組み。
イルは最初に作られた天使で、天使の中でも使徒「断罪の使徒」という特別な天使。
堕天したイルはたまたまアンシャンテのゲートを潜り、人間界へ。
愛という感情にこだわり、知りたがるイルにミシェルが気まぐれ(?)で乙女ゲームを買い与えたことで、そのゲームに出てくる登場人物の性格や口調、行動傾向を分析、模倣したことでイルの今の人格になった。
それから乙女ゲームが趣味になり、今に至る。
色々あり、天界の使徒や神によってイルは感情を抜き取られ、人形のようになってしまう。
アンシャンテ常連組&琴音は天界に赴き、イルの感情を取り返しに行く。
感情を取り返したものの、神による人間界への干渉を止める為、イルは再度天界へ行き、感情&魂と引き換えに神を破壊し、人間界を守るという結末でエンディングムービーです。
その後、イルは天界で保護され、琴音はいつも通りアンシャンテでマスターを務める。
最後に感情がない状況のイルが人間界の琴音の元へ来て、キスして終わるっていうね。
え?
感情戻った?
つか、魂も抜かれてるから感情戻らんて神が壊れる前に言ってたよね?
愛の力か?
もーわからん。
そしてこれがハッピーエンド?っていう不思議ね。
このゲーム、あからさまなハッピーエンドはカヌスとイグニスくらいですよね。


ミシェル・アレックス
このルートもぶっとびルートでした。
あんだけ、チートだの魔王さまだの言ってたのに、全部偽りで本当は触れたもの全てを灰に変えてしまう異形であることが判明。
ミシェルは元々人間。
遠い遠い昔、人間界は科学の発展した世界であった。
人は方舟を作り、妖精界や天界・獣界へ方舟を飛ばした。
ミシェルも方舟に乗ったが、ミシェルの方舟は運悪く終わりの世界へ行ってしまう。
人間は持っても24時間しか生きれない世界だが、ミシェルは何故か生き残り、何百万年もかけて環境に適応し、異形に成り果ててしまった。
ある日、ミシェルのいる世界に人間界へ繋がるホールが空いた。
その隙間から幼少期の琴音から珈琲をもらい、救われたことから、どうしても琴音に会い、珈琲のお礼を言いたいという願いから、姿を変える魔法やアンシャンテへ繋がるゲートを必死で見つけた。
ただ、姿を変える魔法には時間に制限があり、ミシェルは毎日ゲートをくぐって終わりの世界に帰らないといけなかったというわけです。
その終わりの世界自体にノアという人格があり、ミシェルもそれには気付かずにたった一人しかいない世界だと思って過ごしていました。
琴音に救われたミシェルを見て、ミシェルだけが救われることに嫉妬し、ノア自身も琴音を好きになって手に入れようとします。
色々あって、異形の姿を琴音に知られてしまったミシェル。
一度はアンシャンテを離れますが、再び繋がったアンシャンテへのホール越しに琴音に会い、時間が経てばまたアンシャンテへ来店し、いつもの席に座って全てを話すと約束します。
ノアの暗躍もあり、終わりの世界へ引きずり込まれてしまった琴音はミシェルと一緒にアンシャンテへのゲートを目指しますが、終わりの世界自体そのものであるノアには敵わず、ミシェルは力の全てを奪われた人間の状態で人間界へ。
琴音はノアと共に終わりの世界へ閉じ込められ、同化させられます。
ミシェルはただの人間になってしまいましたが、GPMの開発した薬によって終わりの世界でもしばらく活動できるようにしてから、琴音を探すために再び終わりの世界へ。
人間になってしまったミシェルの体は脆く、薬を飲んだとはいえ段々弱ってきます。
そこでアンシャンテ常連組人外達が集結。
それぞれ自分の世界の異変を片付け、ミシェルの助太刀をしに登場。
彼らの助力もあり、アンシャンテの内装を模倣した終わりの世界、ノアの核の部分になんとかたどり着いたミシェル。
ノアや琴音の姿は見えず、琴音ももう世界と同化してしまい、ミシェルに声を届けることができません。
ミシェルは血を吐き、フラつきながらもアンシャンテのいつもの席に座ります。
「琴音…会いにきたよ。約束を果たしに来たよ。最高の一杯を僕に」←うろ覚え。
みたいなことを言うんですけど
めっちゃ泣く…
思い出しただけでも泣く…
いや、もう泣くよね。
琴音も世界に同化仕掛けていた自我や記憶が戻ってミシェルの呼びかけに答えることができました。
ミシェルはノアに気付かなかったことを謝罪し、友達になろうと声をかけます。
その辺で私は号泣だったので、理由は忘れてしまいましたが、多分ノア自身が救われたので終わりの世界が消滅します。
琴音は終わりの世界と同化していたので、逃げられず、ミシェルだけでも逃げてとお願いしますが、
「ここまで会いに来て、はいさよーなら、なんて別れると思う?ここはひとりの女性としてワガママ言ってくれた方が、男としては嬉しいんだけど」←うろ覚えです。
とおどけた感じで言うんですよ。
琴音が「もう離れたくない」と言うと
「琴音がここで終わりを迎えるなら、俺も一緒に終わりを迎えるよ。」←うろ覚えです。
とか真剣に言っちゃうんですよね。
涙腺!
さっきから涙腺崩壊!
で、無の世界に琴音とミシェルがたどり着いてエンディングムービーなんですけど。
その後の展開が納得いかない。
ノアの配慮?もあって消滅することなく、新しい世界となった琴音。
ミシェルは人間のまま。
琴音はノアのように新しい世界となり、世界自体になってしまったので人外です。
珈琲を入れたり、何かをするために集中すると消えてしまってみえなくなったりするんですよ。
おそらく琴音の世界に繋がるゲートでもあるんでしょうね。人間になったミシェルと人外の琴音が、琴音自身の世界で幻奏喫茶アンシャンテを営むという終わり方でした。
え?
それハッピーかな?
私的には琴音は人間に戻って、人間になったミシェルと草庵さんのアンシャンテを一緒に守っていくという話の方がハッピーかなと思ったんですけど…
オトメイトさんは人生はそう上手くいかないよ、と教えてくれているのかな…笑


総評
かなり面白かったです。
糖度は高くないものの、予想を上回る展開にハラハラドキドキしっぱなしで、苦手だった人外系も今後はどんどんチャレンジしたいと思います。
個人的に萌えたルートはイグニスルート、泣けたルートはミシェルルート、王道ルートはカヌスルートだと思いました。
それにしてもシナリオ書いた方は本当にすごい想像力だなぁと本当に関心しました。
またSwitchで新作乙女ゲーム出ることを期待してます♡


とりあえず中断してたオメガヴァンパイアとAMNESIA CROWD、吉原彼岸花を再開したいと思います。
プレーしてない積みゲーが増えてきたぁー!