湊かなえさんの作品は好きで、よく図書館で借りて読んでいるのですが、だんだん、どれを読んでどれを読んでないのか忘れていくので…
これから、読んだ本は記録しようと思います。

こちらも、さすが湊かなえ!という作品です。
鼻崎町、芸術家、車椅子の少女、家出した義理母、殺人の容疑者
それぞれ点だったものが、全て線で繋がったときの達成感は見事です。
本当に最後の一文まで目が離せません。
途中、中だるみすることなく、一気に読めました。
湊かなえ作品の中でも、わりと読みやすく、個人的順位をつけて上位に入ってきます。
読後は後味悪い感じではなく、そういうことから〜なるほどね〜という感じで終われます。

ここからはネタバレ交えた余談です。
すみれは新しい土地で前向きにスタートできたのはよかったけれど、陶芸家としての才能はなさそうだからどうなるのでしょう。
菜々子は、ぜひ義母と同じようにしてほしいです。
光稀ファミリーは家族仲良く幸せになってほしいです。