6月、電気代が値上げ | 話のコレクション

話のコレクション

食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

今日は、5月31日。って事は明日から6月だ。

今朝のテレビニュースを見ると、「6月、電気代が上がる」とアナウンサーが話していた。

 

3月 7576円

4月 8137円

5月 8538円

6月 8930円

 

上に書いた金額は、東京電力・標準家庭の電気料金。

 

3月以降、電気料金は、じわじわ上がっている。

 

ところで電気料金は、6月に、なんで400円も上がってしまうのか?

 

これは、政府が物価対策として行ってきた補助金が終了する為。

8930円は、過去最高水準の電気料金。

 

日本は、物価の上昇等で、実質賃金が24ヶ月マイナス。

 

そのくせ、電気料金等が上昇。

 

むむむ・・。

 

日本は、だんだん暮らしにくい社会になってきた。

 

私は金持ちではない。

でも、金に困った事はないし、生活苦に陥った事もない。

借金をした事もない。

 

電気代がある程度上がっても、私の家庭は、持ちこたえられるだろう。

 

しかし、電気料金が上がると、死活問題になる人も多い。

 

例えば、オール電化の家庭。

今朝のテレビニュースに、「子供が数人いて、家はオール電化」という奧さんが出ていた。

彼女は、「今でもギリギリ生活している。これ以上、電気代が上がったら、どうやって生活しようか」と、悩ましげに答えていた。

 

こういう人は、オール電化を辞めるしかないのか?

 

でも、寒い寒い雪国の、オール電化の家庭だと、これはやめたくないだろうなあ。

やめると、真冬は家の中ですら、寒さが身にこたえる事がありそうだ。

それが、病気につながる事もありえる。

 

電気代が上がると、製造業の中小企業は経営が困難になるらしい。

工場の機械を動かすには、莫大な電気エネルギーがかかるのだ。

 

ある工場経営者は、テレビニュースの中で、「今でも電気代が、月に300万円かかります。来月は360万円になりそう。円安の影響で、海外から輸入する原材料価格も上がり、経営がますますキツくなります」とぼやいていた。

 

今後も電気代が上がってゆくと、この男性の会社は、廃業になるんだろうか?

 

最近、トイレットペーパー、ティッシュペーパーも、10%値が上がったという。

 

この程度上がっても、私は全く困らない。

 

しかし、大きな駅や大型ショッピングモール、巨大複合施設なんて、困るだろうなぁ。

トイレがたくさんあるし、トイレットペーパーを使う客が多い。

10%の値上がりでも、使う人が多い施設だと、購入する金額はずいぶん増える。