源義経公東下り行列 2024年5月3日 平泉町 | 話のコレクション

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今年の5月3日。

岩手県西磐井郡平泉町で、「源義経公東下り行列」が開催され、沿道には多くの観衆を集めた。

 

このイベントは、

 

平安時代の終わり、兄の源頼朝に追われ、平泉へ落ち延びて来た義経を、藤原秀衡が温かく迎え入れるまでの場面を再現している。

 

このイベントは歴史があり、昭和30年(1955年)から行われているという。

今年、源義経に扮したのは、15歳の寺田心。このイベントの義経役では、史上最年少だった。

 

私は過去、このイベントで、どんな人が義経役をやったのか調べてみた。

すると、

 

志垣太郎、国広富之、川野太郎、村上弘明、稲垣吾郎、滝沢秀明、吉沢亮、横浜流星

 

といった人気男優さん達が、義経を演じていた事がわかった。

 

このうち、志垣、国広、川野、滝沢の4名は、NHKの大河ドラマ、または時代劇でも義経を演じていた。

そのつながりで、キャスティングされたのだろう。

 

上記の面々を見ると、(イケメンの俳優さんしか、義経を演じないのか)と思える。

 

ところが、1976年は新沼謙治、1985年は三波豊和、1996年は池谷幸雄

 

が義経に扮した。

 

新沼謙治は岩手県出身で、1976年といえば、彼の人気が急激に上がった頃だ。

それで、キャスティングされたのだろう。

 

三波、池谷は、義経のイメージとは、相容れない。

だから珍配役である。話題性重視で、義経役にしたのでは?

 

●画像は、源義経の肖像画