今日、さいたま市へ出かけた。
この市にあるJR大宮駅は、ゴールデンウィークらしく、かなり混雑していた。
改札を出る人、改札から入る人で、ゴミゴミしていた。
さて、JR大宮駅改札内に全国ご当地グルメコート 大宮横丁がある。
今日は、ここで昼食を済ませた。
ここは、全国の名物料理を出しているフードコート。
旅行気分で食事が出来る。
玄関近くに置いてある自動販売機で、岡山えびめし(980円)の食券を購入。
その後、入店した。
この頃は、午前11時10分。
客は店内に、10人から20人いるようだった。
客席が150もあるから、待たされる事なく座れた。
この店の場合、食券を店員に渡す必要はない。
自販機で食券を購入した時点で、その情報が、店側に伝わる。
そして、注文した料理を、店員が作り始める。
店内は、昭和レトロな雰囲気が漂っていた。
昭和の頃、国民の多くが使っていた、と思われる赤電話が置いてある。
それからドアには、昭和の頃販売されたレコードや、そのジャケットが貼ってあった。
丼物の調理場の壁には、キャンディーズのサイン入りパネルが、飾られていた。
若者は、キャンディーズを知らないだろう。
キャンディーズは、昭和の頃、大人気だった女性アイドルグループだ。
食券を購入してから数分後、丼物の調理場から「岡山えびめしが出来ました」という調理師の声がした。
取りに行き、テーブル席に座り、食べ始めた。
■ところで、岡山えびめしとは、どういうものか?
えびめしは、東京で誕生した米料理である。
東京では、流行らなかった。
ところが、岡山県新見市にあるファミリーレストランいんでらが、メニューに加えると、岡山県民の間で、人気が広がっていった。
えびめしを出す飲食店が、岡山県ではどんどん増えてゆく。
現在、岡山県では名物料理の一つになっている。
えびめしは、カラメルソース、トマトケチャップ、カレー粉等で味付けしている。
だからご飯が、黒いのだ。
黒いご飯は、スパイシーだった。
ご飯にのった黄色い錦糸玉子は、甘い。
弱い辛味のあるご飯と、ほんのり甘い錦糸玉子は、相性が良い。
具のむき海老は、プリプリしていた。
私が岡山名物のえびめしを食べたのは、実は、今日が初めてであった。
(B級感漂う料理だが、旨いな)と思った。
弱い辛味が、食欲をそそるのだ。
また、見た目と違い、後味が良い。
(これは、また食べてみたいな)という気にさせられた。
一頃ブームになったそば飯(焼きそばが入ったソース味ご飯)に、味が似ている。
だからそば飯が好きな人ならば、えびめしも口に合うと思われる。
全国ご当地グルメコート 大宮横丁
住所 埼玉県さいたま市大宮区錦町630 エキュート大宮ノース
●店はJR大宮駅中央改札内にある
●営業時間 6時30分~22時30分