世界の珍スポット185 倒壊する危険性ありの「ボローニャの斜塔」(伊) | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

イタリア北部ボローニャの街のシンボルは、2つの塔だ。

2つの塔は、アシネッリに、ガリセンダ。

 

アシネッリは、97.30mの高さがある。

ガリセンダは、47mの高さがある。

 

両塔とも、1169年に建てられた。

そして、2つの塔はまずい事に、斜めに傾いている。

 

それゆえ、「ボローニャの斜塔」とも呼ばれて来た。

 

傾きが大きいのは、低いガリセンダの方。

ガリセンダは、あのピサの斜塔より、傾きが0.1℃大きい。

 

両塔とも、「突然、倒壊する危険性がある」というから穏やかでない。

大惨事が起こらぬ事を、祈るばかりだ。

 

ちなみに、ボローニャは、かって「塔の街」と呼ばれた。

塔が200もあったので、そう呼ばれたのだ。

 

街の中心部には、5つも高い塔があったらしい。

そのうちの3塔がなくなり、現在も残るのは、アシネッリとガリセンダのみである。