春日部温泉 湯楽の里とミセと蔵、「あのね」 | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

今日、埼玉県久喜市にある百観音温泉へ行こうと思った。

しかし、百観音温泉のホームページを見ると、今日は生憎休館であった。

 

他の温泉へ行くことにした。

(どこがいいか)と迷う。

結局、埼玉県春日部市にある春日部温泉 湯楽の里にした。

ここは、割合気にいっている温泉だ。

 

 

春日部温泉 湯楽の里に着いたのは、昼の12時半。

入館すると、館内はすいていた。

 

浴場では、まず高温サウナへ入った。

このサウナは、名前の通り、とても熱かった。

熱風がバンバン、裸になった私の体へかかる。

 

サウナにいる時、髪の毛を手で触った。

そしたら髪の毛が、かなり熱くなっていた。

 

続いて入ったのは、高濃度炭酸泉。

ここは、湯がヌルヌルし、ぬるい。

ぬるいから、いつもは長居をする客がいる。ところが、今日はここもすいていた。

 

三番目に入ったのが、露天風呂エリアにある岩風呂。

 

この温泉で、最もお勧めなのがこの岩風呂。

湯は、泥んこ色で、鉄サビ臭い匂いがする。

効能は間違いなくある。10分入るだけで、肩コリや背中の張りが取れる。

 

※すぐ上の画像は、この温泉でもらった小冊子。場所柄、風呂の撮影が出来ない。

 だから、小冊子の写真で、風呂を訪問者に見ていただく。苦肉の策。

 

 

脱衣場、浴場には、約1時間いた。

その後、一階にある食事処「本家さぬきや」で、遅めの昼食をとることに。

 

この食事処は、ああいう店名だが、讃岐うどんの専門店ではない。

蕎麦、うどん、とんかつ定食、それからビビンバ、盛岡冷麺、カレーライス、パフェなどメニューは幅広い。

 

メニューを見て、税込1120円のカレーうどん定食を注文した。

この定食の内容は、カレーうどん、コロッケ、ご飯、漬物。

 

 

10分ぐらいで、注文した定食が出来上がり、調理場に取りに行った。

それからテーブル席に置いて、食べ始めた。

 

サラダは、ロメインレタス、キャベツで構成され、サウザンアイランドドレッシングがかかっている。味は普通。

 

 

店側の説明によると、「コロッケはカレーうどんとよく合う」と言う。

 

その言葉に促され、コロッケをカレーうどんに入れて、食べてみる事にした。

 

 

うどんのゆで加減は、普通であった。つまり固くないし、柔らかすぎでもない。

汁は、カレーうどんの割りに、ドロドロ感が乏しい。

 

薄い豚肉、細く切った玉ねぎ、油揚げが入っている。

 

コロッケは、汁にしばらく浸けていたら、衣が軟らかくなった。ジャガイモの甘味が強い。

コロッケは、普通に美味い。だが、カレーうどんに格別合うとは、思えなかった。

 

春日部温泉 湯楽の里

住所 埼玉県春日部市小渕105-1

●アクセス 東武スカイツリーライン春日部駅東口より、徒歩約15分

 

 

温泉近くに咲いていた菖蒲。

 

埼玉南部では、つい最近ソメイヨシノが葉桜になってしまった。

しかし、菖蒲、薔薇、チューリップなどが今後、見頃を迎える。

 

 

温泉から春日部駅へ向かって歩いていると、蔵を見つけた。

 

 

この蔵は、「ミセと蔵」という名称である。

壁が新しいから、現代に復元されたものであろう。

 

春日部は、江戸時代、粕壁宿であった。

その頃は、商家とその蔵、旅籠が多く並んでいた事だろう。

 

 

温泉から駅へ向かう途中、「あのね」という作品名の彫像を見つけた。

これは少女が、別の少女に話しかけていて、微笑ましく見える彫像だ。

 

この作者は、廣嶋照道氏。