主題歌は良かったけど・・。映画「いそしぎ」 | 話のコレクション

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映画には、「作品全体は、並のレベルだが、主題歌は素晴らしい」というものが多い。

1965年製作のアメリカ映画「いそしぎ」も、そんな一本。

 

「いそしぎ」は一昔前まで、テレビ東京で平日昼間、時々放映していた。

私はこの映画、テレビ東京で見たのだ。

 

 

●ストーリー

ローラは、カルフォルニアの海岸近くの家で、9歳の息子と暮らしていた。

彼女はシングルマザーであり、無名の画家だった。

自由を愛する彼女は、息子を学校へ通わせず、自宅で自らが教育していた。

だが裁判所から「学校へ通わせろ」と命じられる。

 

ローラは、息子をミッションスクールへ入学させた。

学校の校長と知り合ったローラは、恋愛関係に陥る。

だが、校長には妻子がいた。

 

ローラを演じたのは、大女優のエリザベス・テイラー。

校長エドワードを演じるのが、名優ロバート・バートン。

2人は、私生活で夫婦だった事がある。

 

この映画はテレビの昼メロか、ハーレクインロマンスかって感じ。笑

2人の不倫話を、海辺の綺麗な景観と共に、切々と謳いあげる。

 

見た者の心に、ズシンと響くようなメッセージはない。

ありきたりな恋愛映画であった。

 

だが、主題歌のシャドウ・オブ・ユア・スマイルは素晴らしい。

公開後、世界中で多くの歌手がカバーした名曲である。

 

なお、タイトルの「いそしぎ」とは、浜辺にいる鳥の名前である。