「人には、生まれ変わりや前世がある」
と言う人達が、結構多くいる。
本当にそんなものがあるのか、科学的には証明されていない。
しかし、そう言う人は世界中に多くいるのだ。
「人には前世がある」
と主張する人々はまた、「人は前世と似た顔に、またなるのだ。生き方も、前世に似てしまう」とも言っている。
さてさて、上の画像をご覧いただきたい。
画像の左は、アメリカの人気俳優ニコラス・ケイジである。
彼は、1964年生まれで、現在も活躍中だ。
一方、右の画像に写っているのは、1870年代にアメリカのテネシー州で撮られたある男性だという。
あまりにも似ている。
前世を信じる人々の言葉を鵜呑みにすれば、1870年代に、テネシー州に生きていたこの男性が生まれ変わって、ニコラス・ケイジになったのではあるまいか?
それから、こういう比較画像もある。
画像の左は、皆さんもご存じのマーク・ザッカーバーグである。
彼は1984年に生まれ、「fece book」を開設し、若くして巨万の富を得た。
一方、画像の右は、フェリペ4世の肖像画である。
フェリペ4世は、1605年に生まれ、1665年没。
彼は、ポルトガルの王様で、政治的には能力が低かったが、温厚な人柄で、国民に愛された。
またベラスケス、ルーベンスなどの芸術家を庇護し、彼等にいっぱい名画を描かせる事で、プラド美術館の礎を築いた。
しかし、ザッカーバーグの写真と、フェリペ4世の肖像画は気持ちが悪い程似ている。
王様で莫大な富を持っていたフェリペ4世は、生まれ変わってマーク・ザッカーバーグになり、またしても巨万の富を得た上に、世界中に強い影響を与えているのだろうか?
そして、フェリペ4世がたくさんの名画を我々に残してくれたように、ザッカーバーグはfece bookという楽しみを、我々に残してくれたのか?
人は生まれ変わると、前世に顔が似る。
前世に似た人生を送る・・・のが本当であれば、いかにもありそうなのだが。
でも、超常現象を信じない人だと、「顔が似ている人なんて、世の中にはたくさんいるさ。そんな話、こじつけだよ」と批判するだろうな。笑