与市の「梅玉とじうどん」 | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

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 私は今日、埼玉県加須市へ出かけた。
 加須市は、うどんで町おこしをしている。
 

 にもかかわらず私は、二十数年前から加須市へ度々出かけているのだが、うどん屋へ入った事が1度もなかった。

 そこで、今日は、加須市のうどん屋へ初めて入ってみる事にした。
 加須市には、たくさんうどん屋があるのだが、その中から私が選んだのは、東武伊勢崎線花崎駅近くの「与市」だった。

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 与市は、メニューのメインにうどんを据えているのだが、そばや串揚げも出している。

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 私が、与市の店内へ入ったのは、お昼の12時頃だった。
 店員の案内で、大きなテーブル席へ着いた。この席は、1人客に相席させる為に、設けてあるみたいだった。

 店内には、客が結構いた。
 私が入店した後も、次から次へと客が店へやって来た。
 客は、私をのぞいて皆地元の人らしかった。この店は、地元の人々に愛されているようだ。

 さて、席に置いてあったメニューを見て、目がとまったのは、

 梅玉とじ(うめたまとじ)うどん 税込745円

 だった。

 このうどんは、梅干しが入っている玉子とじである。
 他のうどん屋、蕎麦屋で見ないから、この店のオリジナルらしい。
 興味が沸いたので、店員を呼び、このうどんを頼んだ。

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 数分待つと、梅玉とじうどんが、私のもとへ出てきた。
 梅玉とじうどんからは、もうもうと、湯気が出ていた。
 かなり熱そうだ。
 慎重に食べ進める事にした。

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 しかし、この玉子とじには、なんで梅干しを入れているのか?

 汁を飲むと、やや甘めの味付けだった。
 そして、具の玉子も甘い。
 味が、甘さ一本調子になるのを防ぐ為に、酸味のある梅干しを入れたのかもしれない。

 実際、梅干しの周りの汁だけは、甘くなく、酸味がかっていた。

 この梅干し、食べてみると、えらく酸っぱかった。

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 一方、麺(うどん)は、やややわらかめ。
 それでいて、量が結構多かった。
 少食の人なら、この麺だけで、お腹がいっぱいになるかもしれない。

 今回、この店で食べた梅玉とじうどん。
 梅干しが入っているせいか、他のうどん屋の玉子とじとは、やはり異なる味わいがした。
 汁の味が、なかなか個性的である。


 与市
 住所 埼玉県加須市花崎1-29-21
 ●東武伊勢崎線花崎駅出て、徒歩3分
 ■月曜日休み
 ■営業時間 平日    午前11時~午後10時
       日曜・祝日 午前11時~午後9時