2014年、NHKでは、黒田官兵衛を主人公にした大河ドラマを放送した。
が朝ドラの「花子とアン」は視聴率が良いのに、「軍師官兵衛」の方は視聴率が良くないなんて、この年、マスコミからしばしば叩かれていた。
さて、ここから本題に入る。
その黒田官兵衛が、晩年を過ごした福岡城は、現在大濠公園となって、市民の憩いの場となっている。
この大濠公園に向かって並んでいる建築物の中には、一風変わったビルがある。
このビルを、「大村美容ファッション専門学校」という。
設計したのは、高松伸建築設計事務所。竣工は、1998年の事であった。
画像を見れば、一目でわかるように、ローマ字のOが、単純かつ豪快にデザインされている。
このOは、大村美容専門学校の頭文字をデザインしたものである。
また、このデザインには、受胎のイメージも取り入れているとの事だ。
強烈な個性を放つ建物だ。
もし黒田官兵衛がタイムスリップして、現代の福岡市へ来れるのなら、これを見て驚きそう。
この大村美容ファッション専門学校を見て、
「離れた所から見ると、Oの部分が頭、中層部が体、低層部の柱が足みたいに思える」
と感想を述べた人がいる。
またインターネット上では、「アワビに似ている」という感想も書かれている。
単純かつ大胆なデザインのビルは、人々をあれこれ連想に導く。
大村美容ファッション専門学校
住所 福岡県福岡市中央区黒門2-6
●アクセス 地下鉄空港線唐人町駅から、徒歩3分