熊本県荒尾市にある慈照院。
このお堂の上には、弘法大師をモデルに造られた荒尾大師がある。
この荒尾大師の高さは、台座になっている所も含めると、約20mある。
真っ白なこの大仏は、見ると目に焼きつきやすい。
さてこの荒尾大師は、昭和37年(1962年)から、11年の歳月をかけて、住職が手作りで作ったというから驚く。
画像には出ていないが、荒尾大師の背中には、アルミのドアがある。
これを開けて、体内に入ると、人間の約2倍もの大きさの大師像がある。
その周囲にも、手作りの仏像が、多数並んでいる。
高さ約20mの荒尾大師そのものより、体内の小さな大師像、仏像の方が迫力がある。
荒尾大師は、慈悲深い顔をしているから、それも無理はない。
荒尾大師
住所 熊本県荒尾市平山2560 慈照院内
●アクセス JR鹿児島本線荒尾駅より自動車で約23分