湖北・観音巡りの旅⋯、まずは渡岸寺観音堂(向源寺)へ。

仁王門があります。


立派な木。

お寺の中に入って奥に行くと、観音堂があります。

高月の駅にあった大きなポスター。
この十一面観音立像がいらっしゃいます。

このように、頭の上に、とても大きな面が載っているのです。
しかも横の面は、頭の上どころか耳の後ろにこんなに大きく表されています。

お顔は凛として美しく、そして体が何とも艶っぽいのです。
ウエストがキュッとくびれていて、ちょっと腰をひねっています。
今にも動き出しそうな雰囲気もあります。
ぐるりと回って全ての方向から眺めることができますが、後ろから見ると、ウエストのくびれと腰の豊かさが強調されて、一段とスタイルの良さが際立って見えました。
右手が長くて大きい。
どんな願いも受け入れてくれそうです。
2メートル近くありますが、ヒノキの一木造だそうです。
すごい技術です⋯。
信長の小谷城攻略の際は、村人が観音像を土中に埋めて守ったそうです。たくさんの人に大切にされ、守られ、そしてたくさんの人を支えてきたのでしょうね⋯。
今も、地域の方々が守っているそうです。
多くの人の思いがつながって、今こうして、美しい姿を見られることを感謝します⋯。
隣にあった向源寺。

そして近くには「高月観音の里歴史民俗資料館」があります。

集落に伝わる仏像が展示されていましたが、特に印象に残ったのは「いも観音」と呼ばれる傷だらけの観音たち。
戦火を逃れるために、川に沈められて隠され、子どもたちと川で遊んだりするうちに、体のあちこちが欠け、傷だらけになったそうです。
村の人たちにとって観音さまは大切であり、親しみのある身近なものだったのだと感じました。

歩いていると、浄光寺というお寺を見つけました。

ここにも十一面観音像があるそうです。
予約しないと見られないパターンでした⋯。
こんなに近くにあったなんて⋯リサーチ不足でした。
駅の近くに図書館があり、その中に井上靖記念室がありました。


湖北の観音⋯、本当に奥が深い⋯。
まだまだ続きます⋯。


