ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」 チームブラック | 虹がでたなら

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シアタークリエにて
ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」を観ました。
最初にチケットを取ったときはコロナで中止に⋯。
2022年に日生劇場で上演されたときは、中川晃教さんのチームのチケットは取れなくて、花村想太さんのフランキー・ヴァリを観ました。
花村さんは、「アッキーだけでいいって言わないで⋯」っと話していましたが、花村さんの歌声も素晴らしかったです。

そして今回は⋯この3年間でDa-iCEの人気も高まり、花村想太さんのチームのチケットは取れず⋯。
中川晃教さんのチームブラックが取れました。
シアタークリエの入口はこんな感じに。
チームブラックのメンバー。
天使の歌声を持つフランキー、兄貴分のトミーとニック、あとから仲間に加わった、作曲もできるボブ。
4人の美しいハーモニーと、数々のヒット曲。
成功と栄光の影に、トミーの借金やニックのトミーへの不満、家族の不和⋯。
一瞬も見逃せない見どころの連続です⋯。

前回は日生劇場で観たのですが、ちょっとセリフが聞き取りにくかった印象が。
シアタークリエはコンパクトで、19列目でかなり後ろの席だったけれど、しっかり見えるし聞こえる。

とにかく、中川晃教さんの歌声は神です⋯。
まさに天使の歌声。
あの高音の伸びやかさ、透明でありながら艷やかな声⋯。
フランキーは、中川さんのための役だ⋯。
藤岡正明さんのトミーも、ズルさ、わがままさが絶妙で、イライラさせてくれます。
大山真志さんのニックは、にくめない人柄がにじみ出ている。
ニックと言えば、ホテルでのトミーのタオルの使い方に対して爆発するシーンが印象的。
そして東啓介さんのボブも、才気あふれる弟分⋯という雰囲気がピッタリ。
東さんの甘く温かく包み込むような独特な歌声が好きです。

どの曲も魅力的で、楽しい。
カーテンコールでのメドレーは、会場が一体感に包まれます。
何度でも観たいミュージカルです。
また花村さんバージョンが観たいな〜。